「みんなのうちのおかあさんも、じつはおまじないつかいかもよ。」という言葉を読んだら、
子「お母さんはおまじないつかいじゃなくて、悪い魔女だー」
母「なんで?」
子「だってお母さん魔女だったって言ってたじゃない」
と、確かに魔女だと言っていた時期があります。
子どもが生まれてから、母親の言葉に良くも悪くも反応する子どもを見ていて「お母さんは魔女」だという気持ちになったからで、
事あるごとに「お母さんは昔魔女だった」という話をしていました。
それも成長とともに「魔法使って」と無理なリクエストが出てうやむやになりましたが、この本にあるように、魔法ではなくて「おまじないつかい」なら、無理がなくて、よさそうと思いました。
この本のお母さんのように大らかにはできないかもしれないけれど、子どもにかける言葉を工夫することはできそうです。
「おまじないつかいは、ゆっくりじっくり、ねがいごとを育てるんだよ」というのが、魔女とは違うところなのです。
子育てにも通じるところがありそうだなあと思いました。
読んだ次の日から、学校へ行くのをぐずる息子に「学校で楽しいことがあるよ」とおまじないをかけてみました。
にやにやとされて効果は今一つでした。おまじない修行を頑張ろうと思いました。
本を読むと影響をすぐに受ける私は、この本からもとても影響を受けました。
夏休みに親子で読むのにもよさそうですよ。