有名なロシアの入れ子になったマトリョーシカ人形が主人公です。
寂しくなったマトリョーシカちゃんが「ドナーシャもクラーシャも待ってますから遊びに来て下さい」と張り紙をして、お客様を誘うのだけど、家の中にはマトリョーシカちゃん一人だけ。「ドナーシャもクラーシャも・・・はうそ?」とお客さんが怒り出したその時、マトリョーシカちゃんの中からドナーシャちゃんが、ドナーシャちゃんの中からクラーシャちゃんが次々出てきて皆で楽しく踊りました、というお話。
うちの子はマトリョーシカ人形のことは知らないのですがこの絵本は大好きで、一度読むと必ず「もう一回」で3回は読むことになります。
絵柄もとてもかわいいです。私が子どものころに憧れた(?)おとぎの国というか、くるみ割り人形の世界というか、日常を離れたきれいな夢の世界にしばし浸れます。
ストーリーもシンプルなので、2〜3歳くらいからおとぎの世界が楽しめるお勧め絵本です。