仕事柄、ローマ数字との付き合いは長いのですが(本にも前づけ、後付部分にローマ数字が使われていますよね)、意外とローマ数字が知られていないことに驚きを感じています。
ローマ数字はIやVやXだけではない。
仕組みを覚えるとなるほどと感心する数字の体系です。
西暦で年を表現する時、MやCや知っているアルファベットが別の意味を持っていることがわかると、よく外国の建物やお墓に書かれている年号が理解できてちょっと得意かも。
この本は、実に楽しくローマ数字を理解させてくれます。
コブタを数えるのも大変ですが、いろいろなものを数えたり、書かれているローマ数字を解読して、ローマ数字をバッチリ理解できます。
大人でも充分に楽しめる絵本です。