『ああ・たいくつだ!』と同様息子に大うけの作品です。
土曜の朝の、おかあさんのおとうさんへの注文を聞き逃していないこどもたち三人。
両親が出かけ、留守番人が来る予定でしたが、…。
このあとおこったことを、さいしょにおもいついたのが、だれだったのか、わたしはしりません。
の一文に、これからホラーものを読むような恐ろしさを感じました。
着々と準備をしていくこどもたちの、真剣かつ楽しそうなこと。
これから、一仕事するぞ!的な腕組みに笑っちゃいます。
末っ子の危なっかしい様子も、親が見ていたら卒倒ものですね。
喜々として、それぞれおもいおもいに(笑)、頑張っています。
ペットやぬいぐるみも首をつっこんで。
ペンキ塗りが終わり満足そうに眺める三人に、次ページで完成した家が見られると思いきや、後かたづけだそうです。
あ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜、こんな時に限って、しっかりしてくれるんですね。
お風呂場と洗面所のおどろおどろしさは、絶句です。
これで、ぜんぶ、やることはやった!
って、満足げに言い切っている三人に大笑い。
さて、できあがった家を最後のページで見て、皆さんはどんな声をあげられるでしょうか?
両親は卒倒しても、意識が戻ったら、喜んであげて欲しいな〜(笑)。