娘の学校が改築のため、図書館も閉鎖になってしまったので
何か読み物を学校に持って行かなくてはいけなくなってしまい、
本屋さんで探してると、「あさのあつこ」さんが書き下ろした。
ということで、これまでもバッテリーを始め、その他の作品も
どれもお話しの中に出てくる主人公の年齢に沿ったお話しで
すごくいいな〜って思ってたので、あらすじなどを確認せずに
購入!これまでのあさのさんの作品で、私が好きなMANZAIとは
変わって、小学3年生の女の子が主人公とあって、
娘と年齢も近いし、一気に読み進めてました。
無実の罪を着せられたさくら子のやりきれない気持ちも良くわかるし、
そんなところに現われた不思議な電車やその電車に乗り込むお客に
車掌さんも良いキャラしてるし、何より、空を飛んだり、海の中を
潜ったりする電車が夢のようで乗ってみたい!と娘は感じたようです。
そして、娘のクラスでも今、恋話が流行ってるのですが、
お話しのなかでもさくら子のかわいらしい恋のお話しも描かれていて、
親近感が湧いてきたようです。
そして、娘が読んだあとに息子が読みた〜い!と言っていたので
私が読んであげましたが、息子もこの電車に乗ってみたいけど
家出したいって思わないからな〜。と話していました。
私は、もっと子供の話に(声に)みみを傾ける親になりたいな〜って
感じました。
読む年齢によって、いろんな感想がでてきて
おもしろいなとも感じました。
このお話しはシリーズのようで、最近新作も出てましたし、
是非、前作読んでみたいシリーズとなりました。