私のひとり先読みでは笑いの連続でしたが、6歳近くの孫娘に読んでやると至って真剣に聞き入り、感想も真面目そのもの。
予定表をなくしたがまがえるくんには、「ごはんをたべるのを忘れているよね!」
どうしてもクッキーに手を出してしまうふたりには、「見えないとこに隠せばいいのに!」
とんちんかんでおかしな(笑える)ふたりの行動ですが、どうやら孫娘にとっては、ともだちにちょっとお節介してやりたいような、身近にありえそうなことのようです。
おとなとこどもの間ではなかなか出来ない、まさにこども同士だからありえそうな世界なのでしょうね。
ともあれ、こども同士で知恵や力を出し合いながら豊かなこころが育つ、遊びの大切さを感じさせてくれる一冊なのかもしれません。