3歳10ヶ月の息子に読んでやりました。妹が生まれて、一人っ子だったのがふたり兄妹に。そういう特集にあった本なので、読んでやりましたが、わかるかなーこの気持ち。
2歳の弟のことを兄の視点で書いています。弟のこと、好きだけど嫌い。好きなときもあるけれど、嫌いなときもある。お母さんやお父さんを占有しているとき、お兄ちゃんだから我慢しなさいとしかられるとき、お兄ちゃんだからと怒られ、赤ちゃんだからと許されるとき。でも、弟が怪我をしたとき、おもらしをしたとき、そういうときは兄貴としてかわいそうだと思うこともある。でも、そういう好きと嫌いが共存している気持ちをお父さんは理解してくれる。
私も弟が二人いたので、好きなときもあれば嫌いなときもあって、一概に好きとかきらいとか言えないと思った時期がありましたね。そういう気持ちを絵本にしてくれたものです。お兄ちゃんは何歳なのかわかりませんが、そういう自分の気持ちを見つめることができる年代なんでしょう。もうすぐ4歳の息子ではちょっと難しいと思いますね。でも、こういう両方の気持ちがあるからこそ、兄弟っていいなー、続くんだろうなーと思います。もう少し大きくなったら読んでやりたい一冊です。