藤井聡太さんの物語ということで、これは読みたい!と思いました。
藤井さんが歩んできた将棋の世界のエピソードを、たくさんのイラストや写真で描いた作品です。
藤井聡太さんは、勝手に、生まれた時からずっと天才と思っていましたが、負けて誰よりも悔しがったというエピソードや、不安な時にはものを握り締めて自分を落ち着かせるなどを知って、普通の人間の一面も持ち合わせているんだとほっとしました。
いつでも穏やかで冷静のイメージだったので、「負けた時は思い切り悔しがろう。そして、どうして負けたか考えよう」というセリフがちょっと意外で印象的でした。
子供や大人を勇気づける作品だと思います。