ねずみのティモシーはナルシスト。でも、鏡を見ているとあるとき、おかしなねずみに見えない姿になってしまいます。家を出ることになったティモシーは野ねずみたちに出会い、尻尾が似てるからねずみだろうと思ってもらえ、マックマウスと名前も貰います。彼らと一緒に住むためにはテストに合格しないといけないのにどれも不合格。そこへ猫が追いかけてきて、のねずみのスピニーと逃げますが、捕まりそうになります。そこで子守唄を歌って猫を眠らせ、その隙に二匹で逃げたマックマウス=ティモシーとスピニーは、みんなの英雄になり、仲良く暮らします。
自己陶酔しない
新しい仲間には親切に
知恵を使えば強敵も倒せる
など、いろんな教訓を含んでいるように思います。
でもレオニさんの作品では、具体的にはあまり書いていないので、教育を押し付けている感じがしません。解釈は人それぞれ、好きなように読めるので、おすすめです。