お馴染みの竹下さん・鈴木さんの作品とは、全然違う印象ですが、とても胸に響く作品でした。
先のことを考えずに、たくさんの動物の乱獲が行われた過去。
絶滅寸前まできて、ようやくそのことに気づく人間達。
自然を取り戻すことがどれほど大変なことなのか、どれほどの時間を必要とすることなのか、そんなことを考えさせられるお話でした。
途方にくれるほどの時間を必要とするかもしれないけれど、守りたいと思う人々の努力で、少しずつ自然を取り戻していく“希望”が見えました。
「アホウドリは、日本の島で育つ鳥です」
とても誇らしく、責任の重い言葉です。
自分にもできることを…そう思います。
翼を広げると2メートル以上もある大きな鳥アホウドリ。
日本に来ればアホウドリが見れる、そんな時代が来るといいなと思いました。