『アンジェリーナおねえさんになる』を、長女のお友達のママから次女の出産祝いに頂き、
アンジェリーナシリーズを知りました。
他のアンジェリーナシリーズを読んでみたく、図書館で借りてきて2歳と7歳の娘と一緒に読みました。
冬の間、はるまつりが来るのを首を長くして待っていたアンジェリーナ。
春になり、友達と一緒にいざおまつりの会場へ!と思ったら、
小さないとこのヘンリーと行くようにお父さんに言われてしまいます。
ヘンリーの声を無視し、自分の行きたい所へ次々と行くアンジェリーナ。
しかしおばけやしきに入ったところでヘンリーがいなくなってしまい…?!
5歳はなれた妹をもつ長女は、アンジェリーナに共感したようです。
アンジェリーナだって、まだまだ子供。
アンジェリーナが優等生ではなく、ごくごく普通の少女であることにとても魅力を感じます。
いなくなってみて、大事ないとこのヘンリーの気持ちに気付いたアンジェリーナ。
再会できたときは、こちらまで涙ぐんでしまいました。
2歳の娘は、なぜかおばけやしきのページがいたく気に入り、
一日に、多い時だと4回も読んで!と本を持ってきました。
くもおばけなんかは結構不気味(?)だと思うのですが、
ちゃんとおばけを操作しているネズミもうっすら描かれていてクスッとしてしまいます。
私個人としては、メリーゴーランドが馬ではなく、ネコだったのにユーモアを感じました。
ネコ、怖くないんでしょうか?(笑)
アンジェリーナの本は、内容も絵も素敵ですね。
子供も大人も、優しくなれる絵本です。
内容的には3才くらいから、
主人公のアンジェリーナも女の子なので、特に女の子におすすめかと思います。