岡田淳の本「びりっかすの神さま」を子どもと読んでとても面白かったので、他にもないかとさがして見つけた本です。
とにかく面白い!!6年生の学が、付き添いのあかりと保健室に向かうところから話は始まる。ところが階段を下りても下りても保健室がある一階にたどり着けず、気がつくとそこはいつもの校舎とは違っていた・・・ なんと昨晩、学がうちでやっていたテレビゲームの世界に入り込んでしまっていたのだ。
とてもスリルにあふれた話の展開で、大人の私もどんどん話に引き込まれていきました。この世界から抜け出したいと思いながらも、学校生活やゲームの世界の中で学やあかりが様々なことを考え、成長して、ゲームの中の悲しい世界を終わりにしようと奮闘する様子は、手に汗を握りながらドキドキして応援してしまいました。
傑作です。子どもたちが是非とも読むことをお勧めします。