とてもきれいな色彩で、目を引きます。
ページをめくるだけでも色使いの美しさにうっとり。
登場するネリノをはじめ鳥たちも大きなぎょろっとした目玉が愛嬌があって、カラフルで可愛い。
絵だけ見ているととっても素敵で大好きな絵本なのですが、私としてはストーリーの展開が、すっきりしないという気がして好きではないかもしれません。
黒いネリノがきょうだいを助けたから、仲間にいれてもらえたというようにもとれるのです。
にいさんたちを助けなかったら、やっぱりネリノは黒いから仲間外れのままだったのかな?というもやもやが残ります。
にいさんたちからの言葉が欲しかった。
ネリノにありがとうと伝えて、黒でもとってもかわいいよという違いを認める言葉があれば、最後はほっとできたのになーと。
あくまでも個人の主観です。
でも外国の絵本らしいのかな?と思いながら読みました。