息子に先に読まれてしまいました。
私も切り絵だと思っていたのですが、版画を学ばれたということなので、版画なのでしょうか。
ドラゴンとナイトがセットで出てくるところが、イギリスに在住されているそうで、洋物っぽい設定だと思いました。
ただ、元々日本生まれということなのですが、原文は英語で書かれているんですよね。
そこが何とも不思議な感じがします。
トビィは魔法使いですが、飛べません。そんなトビィは飛べるように練習するのです。
魔法使いが空を飛ぶのは夜ですかから、そんな意味合いもあって、夜の雰囲気のある紫が使われているのでしょう。
紫・黒・黄緑の三色しか存在しないのが目を引きます。
絵もかわいいですし、ストーリーも園児さんぐらいから楽しめそうです。
ハロウィーンの時期におはなし会で使えそうな本だと思いました。
見返しにもストーリーがありますので、その辺はおはなし会ではきちんと見せたいところです。