読み終わって荒井良二さんに拍手を贈りたい気分になりました。
絵を描くのが好きな娘。
まあ、好きなので自分の描きたいものって結構あるんで日ごろじゃんじゃん描いてはいるんですが
「何を描こうかな、悩むなあ」なんて言ってるときに
この絵本のようなアドバイスが出来たら娘の絵の世界も広がるなァと思いました。
たった一本の線。これを「地平線?」「水平線?」どう見立てて行くかは子どもの勝手。
回りに好きなものを描いてみよう!
・・・ってたったそれだけのことだけどずいぶん子どものテンションって違うもんですよね。
大人でもわくわく感があります。
絵が苦手なお子さんもこういう導入であれば
面白く描いて行けるかもと思います。
タイトルどおり「ぼくはぼくのえ」であって上手い下手ではないんですよね。自信のもてる世界を広げていくそれを助けてくれる絵本だなと思いました。
大好きな絵本『てん』にも似ていて好きな絵本に加わりました。