ずっと書店で探していました。
話題になっているのになかなか見つからないなあと思っていたら、絵本コーナーではなく、大人の読み物のところに置いてありました。
読んでみるとその理由がわかりました。
レビューでも、子育て中だったり、子育てを終えた大人からの目線で書いてる方が多かったのが印象的です。
それもすごく共感できました。
わたしはまだ20歳なので、大人には全然なりきれていないし、どちらかというとまだまだお子様です。
これから大人になるに向けて、人生で一番と言っても過言ではないのではないかというくらい、自分と向き合う時間が長い年頃です。(勝手な自論ですが…)
なかなか先が見えなかったり、周りが自分の道を見つけ始めたりして、ついつい焦ってしまうことがあります。
そんなときにこの絵本を読むと、一度落ち着いて考え直せます。
誰かと比べても仕方がないのです。
今まで培ってきた自分を今自分自身で受け入れて、自分と共に成長しなくてはいけないから。
そんなことを思わせてくれる絵本です。
単純に楽しめる語り方であるし、絵が馴染みやすいので小さなお子様にもおすすめです。
小さい頃に読んだ本、成長した後にもう一度読み返すと、当時と感じ方が全然違ったりしますよね。
きっとこの絵本は極端にそれを感じられる一冊だと思います。