このお話を読んでいると
「本来の昔話とはこういうものなんだろうなあ」と思わされます。
グリムやマザーグースでもそうですが昔から語り継がれているものは残酷なものが多いですもんね。
やまんばはうまかたとその馬とを全て食べてやろうと
追いかけ うまかたは馬の脚2本取られながらも命からがら助かったと思ったら
今度はうまかたの方が仕返しに回り・・・・
終始ドキドキという展開でスリル満点。
最後にはやまんばをやっつけたという痛快感はありますが
なんだか救いがないような気がするんですね。
でも一方で昔話はこうでなくちゃと思ったりもします。