季節は春から夏へ、そして冬の声を聞く頃、フレディはついに枝を離れる日が・・・。「大人のための癒しの絵本」の代名詞のようになっていますが、小学2年生の教室で読み聞かせたところ、みんな最後まで静かに聞いていました。命の尊さを幼心に感じてくれたのでしょうか。朗読として語られる事も多いと思います。耳からの言葉で想像を巡らすのもまた良いでしょう。本自体小さいので、集団の読み聞かせでは写真がよく見えないと思います。1人で、あるいは親子でしんみり読んで欲しいと思います。15分程かかるお話で、幼児にはまだ理解できないかも知れません。でも、1枚の葉っぱが時の経過に連れて変化していく様を、その写真で一緒に感じてもらえるのではないでしょうか。