ラルフの悪たれぶりがまったくもってひどすぎます。
いやいや期の2〜3歳児でもここまでひどいのはなかなか知らない。
もしここまでひどい悪たれの子どもがいたとしたら、
親の愛情不足かしらと想像しますが、
女の子や家族はラルフをかわいがっています。
ここまでされて、女の子がラルフをかわいがる理由もわかりません。
しかし、さすがに耐えかねて、ラルフをサーカスに置いてきます。
ラルフはひどい目に遭います。
ひどい目にあって、自分がいかに大切にされていたかを知るのです。
言いたいことはわかる。
でも。このストーリーでは楽しくは読めません。
子どもが小さいうちは、
ただただ楽しい絵本を与えたいと思って育てています。
本好きに育てたいからです。
我が家の子育て方針にあっていなかった本です。
そして、絵本が大好きの3歳の息子も、
この本にはまったく興味を示しませんでした。