動物の鳴き声が話の中心になっていて、楽しめるかな、と、絵本を買い始めた1歳の頃に読んだのですが…。
指差しがとても大好きで、絵にも興味を持っていたのですが、なんだか反応がちぐはぐ…。「にゃーん、にゃーんなくのはだあれ。」と聞いているページに、前のページの犬がまだ座っているので、子どもには、次のページに出てくる猫に話題が変わっていることが理解できませんでした。この調子で次々に動物と、その鳴き声がリレーしているような構成なので、子どもにはどの動物の鳴き声なのかはっきりわからなかったようです。このしくみがわかった頃には、動物の鳴き声に関心を持つ年齢は過ぎていて…。
子どもに何か伝えたいときは、話題以外のものが目にはいると上手くいかないんだなぁ、と実感しました。