私自身の幼稚園の頃の愛読書を調べてみると、そのほとんどが加古里子先生の作品なんです。自分でもビックリ。
でもこの本は…
ストーリーは好きだったんでしょうか、よく読んでいたように思うのですが、絵が怖くて…。今にしてみると、ごく普通のかわいらしいものだと思うのですが、すごく不気味に見えました。(先生、すみません)
特に最後。みんなのおめめが真っ赤になるところが流血しているようで、幼稚園児だった私は「泣きすぎて血が出たんだ…(恐恐恐)」と思い、読後感は最悪。お子さんが受け付けるかどうか、確認してから購入された方がいいのではと思います。
ストーリーは時代を反映しているのか、「人間はみんな一緒」というようなメッセージが込められているのかも。事実、当時の私はそのように解釈していました。