とうとうこの本を、去年、幼稚園の年長の先生が息子たちに読みきかせをしてくれ、
この名作と呼ばれる本を手にしましたが、正直なところ、私の中では、各章ごとに
事件が起きて、なんだか単にドタバタしているだけのような気がして、みんなが名作だ
というほどその実感が湧きませんでした。これがスリルがあるというものなのかなぁ....
むしろ、第2巻にあたる『エルマーとりゅう』の方が焦点がしぼってあって私は好き
でした。単に、どういう話のつくりが好きかの次元の話なのかもしれませんね。
たしかに子供は飽きずに聞いていましたが、それほど食いついたほどでもありません
でした。なので、本当に名作と呼ばれている物に3つ☆をつけるのは、ちょっと勇気が
必要ですが、なかなかよいとは心に響かなかったので、これにしてみました。