子供達の話を軸に、人種、宗教の違いを超えた、心温まる人々との交流が描かれています。
子供達を思いやるおばあさんの優しさ、おばあさんを慕い、思いやる子供達の優しさ、移民として苦労した帽子屋のおじいさんを思うおばあさんの優しさ、思いやり、そしておばあさんや子供達の気持ちを思いやる帽子屋のおじいさんの優しさ。
皆が優しく、思いやりを持てば、その気持ちが連鎖するということを思い知らせてくれる本です。
絵も、パトリシア・ポラッコによるものと思われますが、表情も温かく、気持ちが伝わってきます。
彼女の作品は、読んでいて心が温かくなります。
是非、おススメします。