月刊誌のナンセンス絵本の特集でこの本が紹介されていたので、面白そうだと借りてみました。
ところが、私が読んでも「?」、子どもたちもあまり反応がありませんでした。
既に我が家の子どもたちは、全員小学生になっていたので、無条件に喜ぶ時期を過ぎてしまっていたのかもしれませんが、私自身もどう読んで良いのかわからず、感想を書くこともできませんでした。
ところが、それから半年以上も過ぎてから、この本のタイトルが我が家でよく聞かれるようになりました。
先日終了したテレビドラマ「芋たこ・・・・」を私が見ていると、必ず長男が「あ~『イカタコつるつる』ね~」と言うのです。
次男も時々「何見てるの?『イカタコつるつる』?」などと言っていました。
勿論、二人とも確信犯で、わざと間違えて言っているのです。
記憶に残るほどちゃんと聞いていた様にも見えませんでしたが、なんだか楽しいタイトルは、しっかりと心に刻まれていたようです。
借りてきたことすら覚えているかどうかわからない程度の反応だったのに、タイトルは連呼するほど覚えているという全く不思議な絵本です。