たんたの家の新聞受けに、歯磨き粉。
なぜ、新聞の変わりに歯磨き粉?
さあ、不思議な事件のはじまりはじまり。
歯磨き粉は、うさぎのギックのもの。
でも、ギックの歯磨き粉を置いてあるところには、かわりにかゆみどめが置いてありました。
こんなかんじで、事件は動きます。
ウオミケ・コンキチのところへまわり、最後に、チンパンジーのチーボのところへ。
事件は、いたずらもののチーボの仕業だったのです。
読み進めていくのが、本当に楽しいお話です。
でも、大人の私は、つい、歯磨き粉やら、からしのチューブの、
消えている字の部分を集めれば、なにかの暗号になるのかも、と
すごくとんちんかんな事を考えてしまいました。
なので、最後は肩透かしを食ったような気分になりました。
あれ? 私だけですか?