作者は、名前と写真からしてイタリアの絵本かと思ったら、ニュージャージー生まれで、既に30冊以上を発表しているとのこと。
とにかく彼の描く犬は、何とも愛嬌があります。
主人公のダサいぬは、パグ。
何とも言えない味があります。
そしてはっきりとした色使いが奇麗です。
お話は、ともだちのいないダサいぬの隣家に引っ越してきた犬と壁を隔てて会話するうちに仲良くなって、初めて顔を合わせたらビックリというもの。
途中から子供にもオチは分かってしまったのですが、やはりハッピーエンドでありたいもの。
ダサいぬが自分のことを、ゴールデン・レトリーバーと言ってしまうので、心がキュンとなってしまいました。
犬好きでなくてもオススメできる絵本です。