アーノルド・ローベルの作品が新刊コーナーにあったので、「あれ?」と思いながら手にしました。
最近、ドロシー・マリノだったり、マンロー・リーフだったりと、本国では古いものの日本では未邦訳だった作品を新刊でよく見つけるようになりました。
ひよこのアーサーがいなくなり、めんどりかあさんが探します。
途中でふくろうにバトンタッチするところや、捜索中のドタバタぶりがおもしろかったです。
見つけた場所も「ああこんなところに」と思うようなところでした。
人間の目から見ると、これでよかったのか?とちょっと思うような個所もありましたが、
結末には子どもはほっとできるだろうと思います。
児童書タイプですが、絵もふんだんに入っているので児童書の一人読みとしても楽しいお話だと思います。
まだローベル作品で未邦訳のものはあるのでしょうか。あったらぜひ読んでみたいです。