雪がちらついていたって、暦の上ではもう春がそこまできているから、気持ちはルンルン♪
この作品が読みたくなりました。
寒い寒い冬の日。
外で遊べないひろこさんが、ともだちに手紙を書いています。
“・・・森にすみれが咲いたら もみの木の下で 待っています。”
と結ばれた素敵な手紙ばかり。
いろんな友だちがいる事も、一通一通書いては森のもみの木にさげに行く様子で解ります。
秋まで森の中で、ひろこさんがどんなに楽しくみんなと遊んでいたかが解ります。
冬でも、緑濃く茂っているもみの木に吊リさげられるたくさんのカラフルな手紙。
すっぽり雪をかぶっても、もみの木の裾枝には手紙が下がり綺麗です。
私のお気に入りは、みんなからのお返事が届いた朝のページです。
お手紙書きって良いですねぇ〜。
あったかくて、書いた人のぬくもりを感じます。
字を書けないお子さんも絵手紙で大好きな人に出してみては如何でしょうか。