100匹のお腹を空かせたアリの群集が
原っぱを目指して1列に行進しています。
目指すはピクニックシートの上に乗っているご馳走。
一番小さなアリの提案によって
1列から2列と
変形していきそのたんびにグルグルグルグル...。
この時のアリたちの様子が面白いんです。
もう列なんていいからさ、早く行ってしまおうよ〜と
思わず声をかけずにはいられなくなってしまいます。
版画風イラスト(版画じゃないらしいですが)でアリや
草の色が何だか古くさいようなそれでいて
懐かしい色使いで構図も素晴らしく
とても楽しめた絵本でした。
そして数のしくみもちょっと分かるんじゃないかなと
思います。