今、四年生の息子の毎日の宿題は月の観察です。
十五夜の夜は、一時間おきに月の位置を親子で見に行きました。
そんな時に図書館で見つけたのがこの絵本です。
人形たちのお月見という副題をつけたくなるようなこの絵本。いろいろな国の人形たちが月に向かって話しかけます。
これは白夜のことかしら?これは月食?という具合に、月にまつわる各国の風景も美しく描き出されていて、
絵本を通して、世界各地を巡っているような気分にもなります。
人間の知らないところで、お人形たちがこんな風にお月見をしていたらなどと想像すると、それはこんな世界なのかもしれないと思いました。
丁寧に描かれた絵の美しさも見どころの一つだと思います。