私の子どもの頃にも、結構話題になっていた人です。
今はもう、こんなにおばあちゃんになってしまっていたんですね〜。
そして、更にえらい(素晴らしい)人になっていたんですね。子どもの頃とても憧れていた火度だったのに、いつの間にかすっかり忘れていました。
この作品は、しいていうと伝記絵本(伝記という程大げさな感じはしませんが)でしょうか。
夢を叶えることの素晴らしさが、とても自然体で伝わってきます。
進路に迷っている人、やりたいことがあるのに、なかなか前へ進めない人、また動物が大好きな人たちにもお薦めです。
物語のさし絵はどちらかというと可愛らしい印象を受けますが、ページの左側に描かれているデッサンの方は素晴らしくリアルで見応えがあります。
絵の好きな人にはどちらのパターンでも楽しめそうです。
動物の好きなお子さんなら4,5歳くらいから、
中学・高校生なら読み聞かせなどで読んでもらうと、進路の際のいいきっかけを見つけられるかもしれません。