わたしの知り合いの方からこの絵本をいただきました
いわさきちひろさんの子どもの松本猛さんと孫の春野さんの絵本です
サッカー好きのだいじゅくんがサッカーボールの練習「かがわ・ながとも・だいじゅ」と言いながらボールを蹴っています
転がっていったボールを女の子が蹴りました。 すごい! シュート!
この子はまやというおんなのこ ふくしまから 広島に避難してきました
お父さんは仕事で福島にいます
まやは 淋しくて・・・ きっと 友達とも別れて悲しい思いをしているのでしょう
だいじゅは 家族に話をします
ひいおばあちゃんは広島に原爆が落とされたこと。(1945年8月6日) おじいちゃんが被爆2世だった、死んでしまったんですねが(つまり、ひいお婆ちゃんの子どもですね)
だいじゅはどんなおもいでひいおばあちゃんの話を聞いたのでしょう
「総理大臣になって 放射能をなくすんだ」 こんな決意をしたんですね
そして、隣に住んでいるまやちゃんのことを気遣ってるのです
まやちゃんが笑顔になった だいじゅくんの優しさが嬉しかったのでしょうね
子どもは笑顔が一番!
あの3.11でたくさんの人が亡くなり 今、原発の放射能の影響を考えて避難している人たちがたくさんいます
松本猛さんの後書きを読んで 原発の怖さが胸に突き刺さります
これから日本は 世界は原発を どうするのか
汚染水が漏れていて世界中から 海に流れ 海が汚染されることを不安がられています
世界中の問題として 原発をなくすことを真剣に考えなくてはなりません
どんなにか時間がかかっても・・・・
この絵本は大人にも子どもにも 語り継いで行かれる絵本だと思います
私も 子どもたちに読んであげたいと思います!