保育者になって間もない頃に購入し、それから数年後に作者のシーゴール氏と偶然東京で出会ってサインをしていただいた大切な絵本です。ある日目をさましたパーレはパパやママをさがしたが見つからず、表に出ても人がいないことに気付きました。お菓子屋さんでチョコレートを食べたり、市電を運転したり、銀行に行ってお金を持ち出したりとわくわく楽しみますが、世界に一人でいることが決していいことではないことに気がつきます。私も子どもの頃、一人だったら…とどきどきしながら空想したことがありますが、これをパーレが代行してくれたのです。子どもたちにも何回も読みました。
みんなといる事の素晴らしさを教えてくれるお話しです。