マジックツリーハウスシリーズ作者、メアリー・ポープ・オズボーンによる昔話の再話です。
他にもケイトと豆のつる(ジャックと豆の木)があります。
今回はグリム童話。
ハエを一振りで7匹もしとめたものだから、これを自慢しようとお気に入りのコートに刺繍し、旅に出た。
この字を見た騎士が恐ろしい女騎士だ!と震え上がり、王様に報告。
王様は、暴れん坊を退治して欲しいと依頼し、できるわけがない、その前に殺されてしまうだろうと高をくくっていたら、次々と解決をしてしまう。
でもね、正面から向かっては無理なんです。
ゆうかんなちびのお針子ですが、それ以上にかしこいお針子は知恵を絞っているんです。
自分よりも大きなものに怖がりもせず果敢に向かっていく様子はとてもたくましいものがあります。
読み終わった後は、「お針子は末永く幸せに暮らしましたとさ、めでたし、めでたし」を付け加えたくなってしまうような展開になりますが、でも守られてばかりのお姫様と違うところが味噌です。