カンガルーのママは困っていました。
おなかのふくろのなかにだれかさんがずっといるからです。
ママはいろんな外の世界をみせて歩きます。
でも・・・やっぱりママのふくろの中が一番いいの!
でも・・ママと見た外の世界にも興味深々・・他はどんなんだろう??
最後のページでのカンガルーの子の顔がとても素敵です。
ママだって、ずっと一緒がいいんですよね・・子どもの重さ、ぬくもり・・手なんかずーとつないでいたいし抱っこだってずっとしていたい。
そんな懐かしい気持ちになった絵本でした。
出版社からのメッセージに『入園のお祝いに・・』とあり、
そうだ・・幼稚園とか保育園の入園って・・こんな感じだったなぁ・・と思い出しました。
友だちのなかへ走っていくわが子をうれしいような寂しいような気持ちで見送っていました。
お母さんの手から離れる1歩・・何度読んでも気持ちがあったかくなる絵本でした。