「ファンタジーが生まれるとき-『魔女の宅急便』とわたし-」 てぃんくてぃんくさんの声

『魔女の宅急便』の作者の子どもの頃から小説を書き始めたきっかけ、なぜ魔女を書き始めたのかなどなど。
イラストは娘さんのくぼしまりおさん。キキの本家本元、生みの親です。
自伝です。

角野さんにとってのファンタジーは、現実逃避。
ちょっと想像の世界で遊んで、ちゃんと現実に戻って元通りいられるならいいでしょ。ファンタジーって必要よ、て話。
個人的には、ファンタジーの定義はもう知っているので、作家としてどうやって書いているかに焦点をあててほしかったかな。
もちろん書いてあったけど、もっと技術的なものを期待していた。参考にしたかったので。

ところで。私も思春期は、自分が他の誰とも違う、魔女的存在って思ってた。コンプレックスだったけど、そっか〜、私だけじゃなかったんだ。