今回はどんくまさんが郵便屋さんになるお話です。
帽子をかぶって、郵便鞄を肩にかけ、そしてピカピカの赤い自転車!
この自転車に上手に乗れるよう、一生懸命練習してたのですね(^^)
一軒一軒間違えずに、大事な手紙を配達するのは大変な仕事。
でも鞄が空っぽになって、気持ちも軽くなったどんくまさん。
大変な仕事も誇りを持って、楽しくやる大切さを教えてくれました。
そんな中、いつも孫の手紙を待っているおばあさんに出会います。
おばあさんの気持ちを思うと、どうしてもほっとけない優しいどんくまさん。
自分で手紙を書いて渡すのですが、どうやらおばあさんにはバレバレだったみたいですね。
おばあさんも、自分のことを心から思ってくれる郵便屋さんに、感謝の思いで一杯だったことでしょう。
どんくまさんの郵便は、手紙だけでなく、優しい気持ちも一緒に配達してくれる素敵な郵便屋さんですね。
柿本幸造さんの柔らかい色彩の挿絵も秋の季節にピッタリで、とても穏やかで温かい気持ちにさせてくれました(^^)