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わいわい読むのにおすすめ
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投稿日:2015/06/22 |
髪を切りたがらないこんもりくんのこんもりした髪の毛の中で起こる愉快なお話。
髪を切りたくない、あんなことやこんなことがめんどくさいな〜と感じる子供たちには身近に感じる要素を持ちながら、実際にはありえない展開も織り交ざり、ラストは子供たちにウケること間違いなしでしょう。
個人的に愛着がわくという程好みのストーリーではありませんが、子供たちがわくわくしながら笑える絵本としてはとてもいいと思います。
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カラフルで見ているだけでも楽しい!
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投稿日:2015/06/22 |
パリに住むお菓子なモンスターたちのお話。
ポワン店長をはじめふわふわのなかまたち。
マカロンさんきょうだいのまゆげが飛び出しているところも可愛い。
赤ちゃんのおもちゃのようなカラフルな各ページは、まだお話を読むには早いおちびさん達でも楽しめるのではないかと思います。
文字の量や絵の隙間への入り方、ぱんぱん、ぽんぽん、ざあざあ、むぎゅうむぎゅうなど、日本語ビギナーの子供たちに届けたい心地いい擬音語もたくさん入っていて、テンポよく読むことができます。
焼く前と焼いた後では、膨らんだケーキに押されてオーブンの形が変わってしまう!自由な展開は絵本ならでは、モンスターならではの楽しさだなと感じました。
色や食べ物を題材に、音も文字も楽しんで長くお供になってくれる可愛らしい絵本です。
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育児は育自!
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投稿日:2013/11/15 |
「育児は育自」という言葉を聞いたことがあります。
その通りだと思いました。
手探りで始まる育児、今まで関係のなかった様々な、そりゃもう生活に関わる分野を多岐にこなす必要があって・・・
でも「好きこそものの上手なれ」。
しかし好きなのは、料理や裁縫や筋トレではなくて、愛する我が子。
あなたの喜ぶ顔が見たい、あなたを安心させたい、その一心で色んなことにチャレンジする、その中で段々、「ふふふ、私ってばお母さんみたいでないの!」そう密かに成長に感動することもあるのです。
誰の成長かって?私の!笑
育児の苦しくて、でもだからこそ楽しくてやめられないのは、「我が子の成長・・・の為に気が付いたら自分が成長してること」。
子どもを育てる最中だって、母という役割の中だって、無我夢中にそこに存在してるのは「自分」。
今までとは少し違うステージで、今までよりずっと頑張っている私だってこと。
作品中に出てくるけれど、今でもそれはできない・・・というお母さんもいるかと思います。かくいう私はたまに寝坊をしてしまう張本人であったり・・・。
でもこの本は理想のお母さん像を追い求める本ではありません。
色んなことに悩んだり努力したり、はたまた開き直って笑っちゃったり・・・そんな自分であることを、「あなたのおかげ!」と、我が子にパワフルに愛を宣言する、そんなお母さんの為の本です。
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何歳からでも
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投稿日:2013/11/15 |
大迫力の絵!
絵本の神髄と言わんばかりの文字のなさ。
同じDVDを繰り返し見ていると子供の想像力が働かなくなる、といいます。同じ登場人物、同じセリフ、同じ展開・・・覚えてしまうからだそうです。
絵本だって登場人物も、少ない文字でかいてあることも、変わることはありません。
でも文字が少ない分、どこにスポットをあてて読むのか、全体を見ながら雄大なジャングルに思いを馳せてもよし、ライオンとねずみの心情や毛並みを感じ取ってもよし、時にはその周囲に描かれる他の動物の立場になり、時には密猟者はどうしてこんなことをしたのか考え・・・
文字がない分、言葉を添える立場として私が一緒にページを開きますが、添える言葉・浮かぶ言葉は毎回同じにはならないので、そういった深みをもって楽しめる絵本であると思います。
まだ文字の読めない小さい子とも読みましたが、こちらはこちらで大迫力の絵だけで感じ取るものがあるようで、幅広く楽しめるのが魅力な絵本ともいえます。
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こんなかあちゃんが結局好き!
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投稿日:2013/11/15 |
せんたくかあちゃんがシリーズだと知らずに読みました。
初めて手にとって表紙を見た時はなんだかなじまないなぁ、私洗濯好きじゃないからなぁ〜なんて思ったのですが、読み進めていくと、ひと読みで豪快なかあちゃんのファンになってしまいました。
「せんたくの だいのだいのだいすきな」
「まかしときぃ!」
言葉のテンポも読みやすく耳に馴染んで、かあちゃんの豪快さがあれば物事がうまく回っていく、そんな自信がわいてきます。
ありえないものが落ちてくること、そしてそれを洗っちゃう!という奇想天外な発想。
絵本らしくて読むと楽しくなる一冊です。
豪快でありながら、母としての力強さを感じるかあちゃんの雰囲気は、安心感にもつながって、私は寝かしつけの前に読むのも好きです。
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なんてシンプルなんでしょう
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投稿日:2013/11/07 |
「あなたがとってもかわいい」我が子にかける言葉において、こんなにシンプルでストレートな言葉って他にあるかしら。
表紙の絵から、下の子が生まれたお兄ちゃん向けの本なのだと思い、購入しました。
勿論、下の子が生まれて敏感な時期の上の子にもおすすめの本ですが、兄弟の有無に関係なく「関係は日々変化していくけれど、それでもずっと変わらずお母さんはあなたのことを愛しているんだよ」と伝えるなら、迷わずこの本で決まりです。我が家で一番お気に入りの大切な本です。
赤ちゃんの頃の溢れる可愛らしさを思い出しながら読む前半は、「僕は赤ちゃんじゃないしなぁ」という表情の息子も、最後には嬉しそうになります。
私はこの絵本の「でもね、まえとちっともかわってないんだよ」という一節で必ず涙が出てしまいます。
愛情を再確認したい時、日常のスキンシップに、自信を持っておすすめできる一冊です。
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文章が素敵
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投稿日:2013/11/07 |
絵も雰囲気もさることながら、私はこの絵本の何が好きって文章が好きです。
ラチが世界で一番弱虫なこと。
だから夢はかなわないであろうこと。
それをはっきりと言い切ります。
自信をつけて勇気を振り絞れたラチ、そこにはもう頼っていたライオンの姿がなかったと気づいた時の「ばんざい」というシンプルな表現は秀逸です。
何だかもっと詳しく、もっと仲良くなりたかったなぁと思わせるライオンとの別れですが、最後に堂々と「だからきっとラチの夢はかなうでしょう」と、勇気が出たからもう大丈夫!と無責任にも言い切ってしまう、それくらいの力強さが文章に込められているこの絵本が私は大好きです。
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哲学的でありながら、友人が諭すような、母が見守るような本
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投稿日:2013/11/07 |
哲学的な本です。
がしかし決して堅苦しい本ではなく、時には理解ある友人のような、時にはいつも変わらずに支え見守り続ける親のようなそんな語り口の本です。
文章は非常に詩的でテンポがよく、読む方も聞く方も心地いいです。
小さい子には少し理解しにくいような言葉やニュアンスも、自然にしみこんでいくのではないかしら。
メッセージがはっきりしていて、最後のページを見れば「この本が伝えたいことはこれなんだな」と一目瞭然。
つまり、我が家の場合は同時に「母が自分に伝えたかったことはこのことなんだな」というメッセージにもなりえます。
息子はこれが大のお気に入りでいつも「僕は僕であること」と名前を入れ替えて読んでいます。
自己肯定感やアイデンティティ、この哲学に出会えることは財産だと思える素敵な一冊です。
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未知なる可能性と自由な心を届けてくれます
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投稿日:2010/11/08 |
知人からいただき読んでみました。
淡い色でふんわりと描かれたムニュは、色・形・大きさ・・・自由自在に姿を変えることができる不思議な生き物。
起承転結、ストーリーがあるといった展開ではなく、この自由な生物ムニュが、どんな風に姿を変え、どのように過ごしているかが淡々と描かれる構成です。
私が初めて読んだ時に読み心地が良かったこと、そして絵本をじっくり見なかった息子が初めて最初から最後まで見てくれたことから何度も読みこみました。
文章も1ページあたり1〜2文で、3歳になる今では息子も暗記してたまに一人で唱えています。
”特にこれといったメッセージはなく、絵やムニュの変身を楽しむ本”との受け取り方もありますが、私は読むたびにムニュから「君も、どんな色にも、形にも、なれるんだよ。好きなことをしてごらん。沢山の可能性があるんだよ。」と言われているようで、何度でも何度でも、息子の未知なる可能性と自由な発想に語りかけたくなってしまう、大切な一冊です。
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