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あかちゃんと楽しめそう
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投稿日:2023/07/28 |
あれ、どこかでみたような…と思いながら読み進めたらやっぱり!しましまぐるぐるの作者の方でした。
触って楽しむ絵本のジャンルはここ数年増えたように思いますが、まずは絵を見て逆さまにしたりかじったり、そして絵本をポンポンと触ってみたりして、全身で絵本を楽しむあかちゃんとコミュニケーションを取りやすそうな本だなと思いました。
気持ちを表す感情語もあるので、2-3歳くらいまで楽しめそう。オノマトペって楽しいですしね。
おかおじゃなくておててにタッチだともっと良かったと思いました!
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きもちとことばがリンクできる
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投稿日:2023/07/28 |
同シリーズのおかおをポン!よりももう少し上の年齢で楽しめそうです。
絵本を触って楽しめる要素がたくさんあって、子どもたちも最後まで飽きずに読んでくれそうです。
絵本を逆さにして読んだりするしかけもあって、絵本の楽しみ方の幅も広がるんじゃないかなと思います。
P33の恥ずかしくて隠れちゃったお人形さん?、とってもかわいくてお気に入りです。
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次から次へページを読み歩いてしまうしかけあり
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投稿日:2022/10/13 |
「自然の一生」ってなんだろう? と思って、まずは図書館で手に取りました。タンポポやチョウ、タツノオトシゴなどの生物が、どんな風に生まれ育つのかが、大きくてわかりやすいイラストで描かれているので、成長のしかたがよくわかります。
100ページを超える厚さでしたが、1つの項目について見開き2ページで簡潔に説明されているので、とても読みやすい! 最初から読む必要はなくて、気になったときに気になったページを読むことができるので、これは家にあったらいいなと思ってそのあと購入しちゃいました。
それぞれのページに「ココも見て!」という見出しがあり、タンポポの場合は「ラン」や「ナラ」のページが紹介されています。植物には、タンポポのように種をつくるものばかりではなく、他の手段で増えるものもあることが関連してわかり、次々に関連ページを読み歩いてしまいます。
宇宙や地球は大きな流れをざっと追う感じで、メインは動物。もちろん人間のページもありました。特に「人間が地球の生き物に与える影響」のページは、子どもも大人も考えさせられてしまいますね。
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おふろってたのしいよね
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投稿日:2017/11/29 |
たかいよしかずさんのくろくまくんシリーズはかわいくて好きなのですが、このおふろでさっぱりは、冬の時期に読んでほっとあたたまる話で、特におすすめです。
お風呂の入り方がわかるようなストーリーになっていますが、かといって「しつけ」という堅苦しいものでもなく、みんなで数を数えたり、楽しく読めるようになっているところが秀逸ですね。
あえてお風呂前に読んだりせず、子どもが読みたい時に一緒に読んで、楽しいお風呂タイムを想像できるようになったら一石二鳥かな?
読んだだけでもさっぱりほっこりしちゃう絵本です。
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せつなくてきれいな言葉
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投稿日:2017/11/29 |
ページの最初から最後に向かって、話者の数がどんどん減っていきます。
それがとっても感傷を誘います。
数ある言葉の中で印象に残ったのは、ドム語の「グイカ」。
電話での通話を、風の言葉という意味の「グイカ」と言うなんて、本当に素敵。
この言葉だけでなく、1つ1つの言葉にはっとさせられる意味があったりして、言葉の持つ力に改めて気が付きました。
日本の北海道で話者5人!と言われるアイヌ語の言葉も載っています。
気づきの多いこの絵本、大人へのプレゼントにぴったりだと思いますよ。
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知っている話だからこそ引き込まれる
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投稿日:2017/08/03 |
昔話って俯瞰した話を聞くことが多いですよね。
小さい頃からそんなふうに聞いて情景を思い浮かべていた話。
そんな話だからこそ、一人称での語り口が面白く感じるのかななんて思いながら読みました。
桃太郎が鬼退治に行く話。
鬼=悪、と何の疑いもなく聞いていて、桃太郎の気持ちなど、あまり考えたことがなかったんだな…という気づきもありました。
ある事柄も、視点や立場を変えるとがらりと見え方が変わることがあります。
おとなになった今だから、その難しさや面白さがよく分かるというのもあります。
純粋にお話を楽しみ聞いている小さな子に、一人称の楽しさは難しいかもしれませんが、
相手の立場に立つことがだんだん分かってくる歳になったときに、視点が変わるとどうなるの?というテーマで読んでみたら、子どもたちにも新しい視点ってどういうことか、分かりやすいかもしれませんね。
私自身も新たな視点に気がつくことが出来た一冊でした。
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気持ちに気がつくことって大事
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投稿日:2016/12/14 |
「こわい」ってどんなものかまだ知らない子ネズミミナが外に出て、周りのいろんな動物たちに聞いて回るお話。
「こわい」に限らず、気持ちに気がつくことって、子どもにとって成長なんだなぁと感じた一冊です。
自分で”気持ち”を感じられないと、他の人の”気持ち”に気がつくことはできないものね。
途中ちょっぴり怖い思いもしてしまうけれど、最後はあたたかい安全なところでお話が終わるので、読み聞かせも怖がったまま終わらずほっとできることでしょう。
読み聞かせするのも、子どもが自分で読むのも、両方おすすめですね。
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シロとクロの心のなかにあるものは・・・
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投稿日:2015/04/30 |
青・青・青・・・
薄い青から濃紺まで、青ってこんなに種類があったんだ!と思わせる青の世界。
表紙では、そんな青の世界の中に猫のシロとクロが寄り添って佇んでいます。
星がきらめくある夜、クロはシロに、湖に浮かぶキラキラ光るものをプレゼントしたくて、一生懸命手に入れようとします。
でもなかなか掴めなくて・・・。
けれど、シロはそのキラキラ光るものは湖に浮かんでいるのではなく、シロとクロ二人の心のなかにあるっていうことを知っていたんですね。
青の世界の中にある木々の葉っぱも、
シャベルですくった貝がらも、
バケツでとったクラゲも、
釣りで釣れた魚も、
大きなあみに引っかかったタコの足も、
みんなハートのかたち。
青の中にフッと光る赤いハートは、シロとクロのハートそのものに見えます。
夜空の星空も、水面に映る星空も、シロとクロのハートも、手には掴めないけれど、それはちゃんと感じとることができる美しさ。
絵の美しさも話の優しさも、すべてが心にしみる作品でした。
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お別れの時間を終えるとき
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投稿日:2013/05/09 |
大切な人がいなくなることを受け入れることが、どれほど辛く難しいか。経験したことがある人には、その時を思い出してきゅっと胸が締め付けられる、静かなのに胸の内が熱くなるストーリー。
いつまでも大事に小鳥の亡きがらに花を供え持ち歩くくま。
過ごした時間が楽しく濃密であればあるほど、死を受け入れるには時間がかかる。だから、くまにはそんな小鳥との最後のお別れの時間が、少し長く必要だったのですね。
そのお別れの時間を終えるのに、やまねこは背中を押してくれます。
現実の世界でも、その背中のひと押しが一番大事なのです。
やまねこのさりげのない、ポン、とくまの軽い背中をたたく音が聞こえてきそうな最後の場面が、くまの未来が小鳥との思い出とともにずっと続いていくんだろうと予感させて、肩の緊張がほぐれます。
歳を重ねれば重ねるほど、好きになりそうな絵本です。
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