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きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと

きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「わからない」って楽しい!国立科学博物館監修の恐竜絵本!

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わらはべ

ママ・40代・東京都、女6歳

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自己紹介
2000年生まれの娘の母親をやっています。
家では小さい子に音楽を教えています。わらべうたが大好きです。昔、ウィーンに留学していたことがあるので、ドイツ語の絵本も好きです。いつか自分で翻訳してみたいです。
聴覚障害者サポートにも関わっているので、手話や障害受容に関する絵本にも、ついつい目がいってしまいます。
最近は「寝る前の1冊」が習慣になっています。なるべくゆっくりと、ことばのイントネーションを大事に読めるようになりたいと思っています。
好きなもの
わらべうた、きれいな絵の絵本、美術館歩き、オペラ、合唱、ピアノ、古楽、ドイツ、オーストリア、イタリア、ハンガリー、手話、温泉。
ひとこと
ここでのみなさんの感想を、いつも参考にさせていただいています。子どもと一緒に絵本を楽しんでいければ嬉しいです。

わらはべさんの声

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なかなかよいと思う 焼きたての雲  投稿日:2006/09/16
かぐら山の大男
かぐら山の大男 作: 富安 陽子
絵: 村上 勉

出版社: あかね書房
飛んでいってしまった紙ひこうきを探して
原っぱの奥深くに踏み入っていったさとしが見たものは…?

パンみたいな生地をこねて、それを焼いている、大男の「かあちゃん」。
巨大なオーブンから出てきたのは、白くて、やわらかで、フカフカの…雲でした!
そう、雲って、おいしそうなパンみたいに見えることがあったなぁと、
遠い昔の記憶が蘇りました。

半分ほどまで「大男」の姿が出てこないので、娘はちょっと不安そうでした。
もうちょっと大男との間に交流があってもよかったかな…。
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なかなかよいと思う 期待を裏切らず「ひぃひぃひぃひぃ」  投稿日:2006/09/11
おじいちゃんのおじいちゃんの おじいちゃんのおじいちゃん
おじいちゃんのおじいちゃんの おじいちゃんのおじいちゃん 作・絵: 長谷川 義史
出版社: BL出版
図書館から帰宅し、私がまだ後片付けでバタバタしている傍で、さっそく本を開いた娘。しばらくして聞こえてきたのは…

「ひぃひぃひぃひぃ……」

この本の予備知識がなければ、娘の頭がとうとうおかしくなったと思ったかも(笑)。

太古に遡ると、だんだん言い方が断定的ではなくなるのがいいですね。
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ふつうだと思う 善悪の区別がつくようになってからかな?  投稿日:2006/09/09
もみちゃんともみの木
もみちゃんともみの木 作: たかどの ほうこ
絵: いちかわ なつこ

出版社: あかね書房
学校の周りに並ぶ10本のもみの木。
校舎の様子が見える「はじっこくん」を除いて、のこりの9本は、通りがかりの人から持ち物をかすめとって集めるのが楽しみでした。
学校の教室からこのもみの木たちをいつも眺めている「もみちゃん」
落し物が得意なもみちゃんは、9本のもみの木にとっては、何の苦労もない「らくちんな子」でした…もちろん、もみちゃんはそんなことには気づきませんが。
ある日、校舎を見てみたくなった9本のもみの木たちは、集めたものと交換に「はじっこくん」と「席替え」をします。
日に日に「ものもち」になる「はじっこくん」。
そしてクリスマスイブの日…?

9本のもみの木は、その後いたずらを止めたのか?
物々交換でホイホイと席替えに応じる「はじっこくん」は、本当に、もみちゃんにとって、いい友達と言えるのか?
等々、いろいろな「??」が読んだ直後に頭を満たしました。
9本のもみの木が物をかすめとっている部分では、娘は「ええーっ?」と怪訝そうでした。
多少善悪の区別がつくようになったお子様とのクリスマスに。
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なかなかよいと思う こういうケンカがいいね!  投稿日:2006/09/06
けんかのきもち
けんかのきもち 作: 柴田 愛子
絵: 伊藤 秀男

出版社: ポプラ社
陰湿ないじめのニュースが多い昨今、
こういうケンカはいいですね!

ケンカの気持ちをしっかり味わって
うんと悔しがって
そしてその気持ちが「終わる」

最近は、その場を丸く治めることが多いのかしら?
ここまできちんと区切りをつけられていないことが少なくないような感じで、
悔しさがくすぶってしまうことが、娘をみていると、時にあります。

「でも、こんどは きっと ぼくが かつ。」

そうそう、こうやって強くなるんですね。

女の子なのでちょっとピンとこない部分もあるようですが、
じっと読んでいました。
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なかなかよいと思う 簡潔な説明で入門におすすめ  投稿日:2006/09/06
ほね
ほね 作: 堀内 誠一
出版社: 福音館書店
娘が「骨」の存在を知ったのは4歳のときに読んだ
まさに同じテーマを扱った英語の絵本、
Stephen Krenskyの『Bones』。
親が驚くほど夢中になり、
国立科学博物館に見にいったほど。
自分の体の中のことなので興味深々です。

内容的には『Bones』の方が丁寧でしたが
本書も導入には簡潔で、オススメできます。
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自信を持っておすすめしたい 「心のバリアフリー」  投稿日:2006/09/05
わたしの足は車いす
わたしの足は車いす 作: ファイニク
絵: バルハウス
訳: ささき たづこ

出版社: あかね書房
「心のバリアフリー」と、よく聞きます。
ハード面のバリアフリーをいくら進めても(それはもちろん大切だけど)人々の気持ちにバリアがあれば、本当のバリアフリーにはならないというようなことだと私は理解しています。

多分、「知らない」「気づかない」あるいは「誤解」ゆえの「心のバリア」がかなりあると思います。

たったひとつの「ちがい」が、関係ない部分での同情や、全体の否定につながる…。
「できることがある」ということに気づいてもらえない…。

そのことに対して、最初は「おなじこと」にこだわり、腹を立てているだけだった主人公のアンナ。
でも、ふとっちょのジギーの助けで、自分が「ちがっていること」を受け入れ、「できないこと」は人に助けを求められるようになります。

ジギーによってアンナの心からバリアが除かれ、アンナ自身が大きく成長します。そして今度はアンナが誰かの心からバリアを取り除いていくでしょう。

相手が何を必要としているかを察するのは難しい。
でも少なくとも耳と目と心を閉ざすことなく接することができればと思います。
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自信を持っておすすめしたい いっしょにやってみると親も楽しい  投稿日:2006/09/04
かこ・さとし かがくの本 (8) よわいかみ つよいかたち
かこ・さとし かがくの本 (8) よわいかみ つよいかたち 作・絵: かこ さとし
出版社: 童心社
子どもに分かりやすく科学の原理を教えてくれるシリーズの一冊。
実験好きの娘は、さっそくハガギとはさみ、お手伝いで貯めた10円玉を持ってきて、実験開始!
「ふーん」「へえ」「あれえ?」の繰り返しで、終了後は自分で「つよいかたち」を考えて工作していました。
一緒にやってみて、親も楽しめる本です。

「つよいかたちをみつけたら、
わたしにそっとおしえてくださいね」

娘は「どうやって教えるんだろう?」と本気で悩んでいました。
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自信を持っておすすめしたい 食育の原点  投稿日:2006/09/03
しょうたとなっとう
しょうたとなっとう 写真: 星川 ひろ子 星川 治雄
文: 星川 ひろ子 星川 治雄
監修: 小泉 武夫

出版社: ポプラ社
納豆が嫌いな「しょうた」が、納豆を食べられるようになるまでを描いた写真絵本です。

…といっても、別にあれこれ工夫したのではありません。
おじいちゃんが一緒に豆を育てただけ。
おじいちゃんは、けっして「納豆を食べなさい」なんて言いません。
「はたけに いってみっか?」
「しょうたも やってみっか?」
春にまいた種が、夏に「枝豆」になり、秋に「大豆」になる。そして、冬になると、とっておきの「へんしん」をする。
ゆでた大豆を「わらづと」に入れて2日間。
…わくわくして「わらづと」を開けたしょうたの目の前には?
おじいちゃんの気持ちを裏切れず、思い切って口に入れるしょうた。そして…。

1年というゆっくりとした時の流れに支えられた「納豆」を、しょうたは、これから一生、大切に食べていくことでしょう。
優しいおじいちゃんの眼差しに、食育の原点を学ばせていただきました。

娘は納豆がだ〜いすき。
これを読んだ日は、もちろん、食卓に納豆があがりました。

「うちゅうから みえる ちきゅうみたい」な、大豆の芽の拡大写真がすてき。
最後に、北斗七星の形にならんだ7つの干し納豆を見て、星好きの娘は大喜びでした。
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自信を持っておすすめしたい おじいちゃんの天使  投稿日:2006/09/03
いつも だれかが…
いつも だれかが… 作・絵: ユッタ・バウアー
訳: 上田 真而子

出版社: 徳間書店
原題は「OPAS ENGEL(おじいちゃんの天使)」。

ホスピスで、最期の時間を過ごすおじいちゃんが、孫に自分の人生を語りかける。
それは、「いろんなことがあったけど、まあ、運がよかった」しあわせな人生。

今の自分の幸運は、自分だけの力ではなく、「だれか」が見守っていてくれたから。
そう思うだけで、生き方や、物の見方が随分と変わってくるなと感じます。

おじいちゃんを見守った天使は、次には「ぼく」を見守ってくれるのでしょう。
多分「ぼく」も、その存在に気づかないでしょうが…。
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自信を持っておすすめしたい ことばに出して「ごめんね」と  投稿日:2006/09/03
おこりんぼママ
おこりんぼママ 作: ユッタ・バウアー
訳: 橋本 香折

出版社: 小学館
私はしょっちゅう、子どもをバラバラにしてしまいます。
でも子どもの「バラバラ」は、子ども自身では復元できない…途方にくれるだけ。
最後には、親が元通りに縫い合わせてあげなくちゃ。

そして、きちんとことばに出して「ごめんね」と言おうと、改めて思いました。
抱きしめるだけで終わってはいけませんね。

とても大切なメッセージが短い本にぎゅっと詰め込まれていて、
本当に、子どもに関わる大人みんなに読んでほしいなと思いました。
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