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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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おっきょちゃん

ママ・30代・静岡県、女10歳 男8歳

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おっきょちゃんさんの声

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なかなかよいと思う ハムスター好きにはたまりません  投稿日:2006/03/11
ハムスターのハモ
ハムスターのハモ 作・絵: たかお ゆうこ
出版社: 福音館書店
ハムスターのハモがまわしぐるまを回している絵、ケージによじ登っている絵、ハモの表情。どれもかわいらしく、ハムスター好きにはたまりません。ずっとハムスターを飼い続けている作者の高尾裕子さんが愛情たっぷりに描いたんだろうなあ、と想像されます。
わが家でも、こどもたちがハムスターをかわいがっています。
この絵本を読んであげると、ハモにわが家のハスムターの姿を重ねて、声援をおくりながら聞いています。
そして、読み終わった後、やっぱり想像しちゃいます。
うちのハム君も、もしかしたら、夜中こっそりケージを抜け出しているかもしれない、と。
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自信を持っておすすめしたい 関西弁は要練習!  投稿日:2006/03/10
ちゃっくりがきぃふ らくご絵本
ちゃっくりがきぃふ らくご絵本 作: 桂 文我
絵: 梶山 俊夫

出版社: 福音館書店
小学1年生のクラスで読んだとき、大うけでした。
「ちゃっくりがきぃふ パッピ プッペ ポ」のかけ声が耳に残ったらしく、朝読み聞かせたのに、下校時にも口ずさんでいる子がいて、うれしく思いました。耳につくんですね、きっと。
ストーリーもオチ(一日中売り声をあげて歩き回ったにもかかわらず、ひとつも売れませんでした、という)も分かり易いです。

ただ、関西弁がむずかしい!!
こちらはスラスラ、ノリノリで、それらしいイントネーションで読んでいるのに、関西人の主人に「その変なイントネーション、どうにかならないの?」と言われてしまいました。
上手に読めたら気持ちいいだろうな・・・
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自信を持っておすすめしたい 絵本ならでは  投稿日:2006/03/10
うらしまたろう
うらしまたろう 絵: 秋野 不矩
再話: 時田 史郎

出版社: 福音館書店
昔話の絵本っていろいろ出ていて選ぶのに迷ってしまいますよね。私は、そんなとき、絵や言葉が丁寧で美しいものを選ぶようにしています。

この絵本の絵は、日本画家 秋野不矩によるもの。物語にふさわしい色彩でとても美しいと思います。子供たちが日常、日本画に触れる機会なんてめったにないもの、なのに絵本では、たやすく目にすることができるのだから、そういう絵本を選ばなくちゃもったいないって思います。

私が子どもの頃から知っているうらしまたろうって、なんとなく竜宮城にとどまってなんとなく里が恋しくなって里へ帰って・・っていう感じだったのですが、この絵本の「うらしまたろう」はストーリーに必然性があって、子どももすごーく納得するんです。
たとえば、竜宮へ着いたたろうは、おとひめの父竜王に、
「もう、おまえはひとのこではない。りゅうおうのこになったのだ」と言われる。聞いている子どもにはこの竜王の言葉が重くて、「ああ、たろうは、だから竜宮にとどまるんだ」と納得するみたい。
里が恋しくなる場面では、おとひめに面白い部屋があると案内されて行ってみると、春夏秋冬4つの窓のある部屋で、冬の窓を開けたら、北風の吹き荒れるふるさとの冬の海がみえ、急に里が恋しくなった。「そりゃそうだよね、帰りたくなるよね」って読んでいて、たろうの気持ちに添うことができます。

文章・画とも、とってもおすすめです!
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自信を持っておすすめしたい ぜんぶおぼえちゃった  投稿日:2006/03/10
かばくん
かばくん 作: 岸田 衿子
絵: 中谷 千代子

出版社: 福音館書店
長女が2歳の頃、お気に入りの絵本でした。
何度も読まされて、ある日、長女はこの絵本を広げると、それはそれは楽しそうにひとりで読み出したのです。というか、字はまだ全く読めなかったので、“そらんじた”という方が正しいですね。一字一句違わずに全部覚えてしまうほど、この絵本は、長女の心を捕らえていました。

どこが、そんなに魅力的なのか・・
2歳の子にもわかる簡潔明瞭な言葉と、かばくんの存在感。
言葉では言い表せない魅力があるんです。不思議な絵本です。
私もこの絵本が大好きで、きっと娘に読むとき、楽しそうに読んでいたのでしょう。だから聞いている娘にとっても心地よかったのかも。
我が家にとって、思い出深い大切な絵本です。
参考になりました。 3人

自信を持っておすすめしたい 母の深い愛情  投稿日:2006/03/08
きつねにょうぼう
きつねにょうぼう 絵: 片山健
再話: 長谷川 摂子

出版社: 福音館書店
早くに母親を亡くした主人は、この絵本を聞くたび「いい話やなあ」と言います。ウチの子たちは、ついつい母ぎつねに感情移入して読んでしまう私に「お母さん、どこにも行かないよね?」と不安がります。

一昨年、私の母が急逝し、その後二年間、それまでしょっちゅう熱を出していたウチの子たちがかぜひとつひきませんでした。ああ、きっと母が子どもたちを守ってくれているんだなと感じました。と同時にこの絵本を何度も思い出しました。

主人公の母ぎつねは、子どもと別れる際、「子どもが人様から誹られないように、不自由なく元気に暮らせるように。いつも見守っているから」と、子どもを抱きしめ歌います。母の深い深い愛情に共感せずにいられません。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 読むたびに選択が変わる!  投稿日:2006/03/06
ねえ、どれがいい?
ねえ、どれがいい? 作: ジョン・バーニンガム
訳: 松川 真弓

出版社: 評論社
おはなし会で何度か読み聞かせしました。
じっと聞くだけのおはなし会のプログラムの中に、
このような聞き手も参加できる絵本を挟むと
とっても喜んでくれます。
「うーん、君はなかなか現実派なのね」とか
「見かけによらずロマンチックなのが好きなのね」などと
読み手も、聞き手の反応を楽しむことができ、面白いです。

うちの子たちも、時々「読んで」と持ってくるのですが、
その日の気分によって選択が変わるので、
飽きることなく、何度も楽しめる絵本として、
おすすめです!
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい とにかくすごい!  投稿日:2006/03/06
キツネ
キツネ 作: マーガレット・ワイルド
絵: ロン・ブルックス
訳: 寺岡 襄

出版社: BL出版
ロン・ブルックスの絵の迫力!
川端誠の字の迫力!
そして物語の迫力!
読み終わった後、しばらく声が出ませんでした。
とにかくすごい絵本です。
片目の見えないイヌと、とべないカササギの友情。
カササギを誘惑するひとりぼっちのキツネ。
この三者のだれに自分を投影させるのか、
この絵本ほど読者の心をざわつかせる本はないでしょう。

中学2年のクラスで読み聞かせをしたとき、好評でした。
1年のクラスでは反応がイマイチだったので、1歳違いが
大人への大きな成長なんだなと感じました。
大人向けの絵本です。
参考になりました。 2人

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