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野火で羽を傷めたカササギはイヌに助けられ、生きる希望を見いだす。無二の親友となったイヌとカササギだが、ある日孤独を抱えたキツネが現れると何かが狂いはじめて…。荒野を舞台に友情と裏切り、孤独と妬みの心理劇をストレートに描く力作。
人間社会によくある、嫉みを、
キツネの眼で表現した珠玉の一冊です。
友情を壊すための、キツネの駆け引きと、ユルギナイモノと信じて受け付けなかったカケスが徐々にキツネに靡いていくその過程には、鳥肌が立ちました。 (もしゃもしゃちゃんさん 40代・ママ 女の子4歳、女の子3歳)
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