新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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たかくんママ

ママ・50代・広島県、女の子25歳 男の子22歳

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自己紹介
11歳の娘と8歳の息子の母親です。
好きなもの
コロッケと、コーヒーゼリー。
ホームページを作るのと、新聞に投稿することに凝っています(^^ゞ
子供服や小物を手作りするのが大好きです。
ひとこと
昔から、本屋や図書館が好きでした。
でも、そんなに熱心な読書家というわけでもなく、子供が生まれるまでは、絵本になんかまったく興味なし。
「子供に本くらい読んでやりなさいよ。」と実母に言われても「本なんて読んでも読まなくても子供が好きにすればいい。」くらいに思っていました。
が、何がどうなったのやら、いつしか「絵本」にはまってしまいました。
絵本が好きになったきっかけになった本は、林明子さんの「こんとあき」、いわむらかずおさんの「14ひきのあさごはん」だったと思います。
毎日の絵本の読み聞かせが日課になってはや9年。

今年(平成20年)から、小学校の図書ボランティアで、絵本の読み聞かせを始めました。これをきっかけに、最近、ますます絵本への興味が増しています。

たかくんママさんの声

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自信を持っておすすめしたい 妖怪にも暖かいまなざし  投稿日:2008/11/10
おでんさむらい ちくわのまき
おでんさむらい ちくわのまき 作: 内田 麟太郎
絵: 西村 繁男

出版社: くもん出版
でました、おでんさむらいの3作目。
ちゃんばら的な絵本って、実にいろいろ出ているけれど、これは、特に好きです。
おでんさむらいと、かぶと虫のかぶへい。ちょっとどういう組み合わせなんだかよくわからに2人ですが、いい味出してます。
そして、今回の怪物は...2つの頭をもつ妖怪。ちょっとこわいぞ。
西村繁男さんの絵が、とてもこの時代のお話にマッチしてて、話にも入り込めます。
どこか、人情があって、今回も、妖怪にさえ同情してしまうおでんさむらいの人柄もまた魅力です。4作目に期待!
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なかなかよいと思う こういうことってあるよね  投稿日:2008/11/07
だめだめ、デイジー
だめだめ、デイジー 作: ケス・グレイ
絵: ニック・シャラット
訳: よしがみ きょうた

出版社: 小峰書店
お話の趣にひたるというタイプの絵本ではありません。
でも、おもしろい、デイジーシリーズ。
まさに現代っこ。
ああいえば、こういう。こういえば、ああいう。
そんなデイジーとママとのやりとりが、おもしろい。

そして、絵本を聞いてる子供たちも、聞かせている私も、
「でも、あるよね、こういうことって。」
そんなふうに共感できるところが、いっぱいある。
いつも、ママは自分に注意するけれど、ママだって、同じことやってるじゃん!
そう代弁してくれてるのよね、デイジーは。

よって、子供たちの言いたいことを代弁してくれてる、こういう絵本が好きなんだと思う。
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自信を持っておすすめしたい ご飯ってほんとに変身上手!  投稿日:2008/11/07
いろいろごはん
いろいろごはん 作: 山岡 ひかる
出版社: くもん出版
ごはんが大好きな子には、おすすめです。
幼児絵本だと思うので、6歳の息子には、ちょっと幼すぎる感はありましたが...
2歳くらいから、楽しめるのではないでしょうか?

でも、白いごはんが、いろんな食べ物に変身する様子は楽しかったみたいで、途中からは、9歳の娘も参加して聞いていました。
服着るようにノリをまとって、おにぎりに変身するご飯。
くるりとのりをまとって、巻き寿司になるご飯。
そのほか、雑炊に、チャーハンに。
たしかに、ご飯って、いろんなものに変身するんですよね。

絵もとってもかわいらしいので、愛着がもてます。
おいしい話は、話もはずむ。
「こっちのほうが好き。」
「いや、こっちのほうがおいしそう。」
「あぁ〜、なんか、ご飯見てたら納豆食べたくなっちゃった。」
とけっこう盛り上がりました。
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自信を持っておすすめしたい やはりかわいそうです。  投稿日:2008/11/07
ひとりぼっちのかいぶつといしのうさぎ
ひとりぼっちのかいぶつといしのうさぎ 作・絵: クリス・ウォーメル
訳: 吉上 恭太

出版社: 徳間書店
手にとった瞬間、うわぁっと思います。
それくらい、表紙の絵の顔はみにくい。
「怪物」とはいえ、こんなみにくい怪物は見たことないってくらい、みにくい。

でも、この怪物だって、心をもっているのは、みなと一緒で...
そして、自分がさげすまれ、嫌われているだけに、おそらく、誰よりも「やさしさ」や「いたわり」の気持ちを持っているだろう、怪物です。
でも、誰にもわかってもらえることなく、孤独です。
孤独がゆえに、友達として作った石のうさぎだけが、生涯でただ1人の友達でした。

どういう感想を残していいのかよくわからないけど...最後は無口になります。なんて言っていいかわからない。
いろいろと考えさせられる絵本です。
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なかなかよいと思う どんどん増えていくカバ  投稿日:2008/11/07
ロバートのふしぎなともだち
ロバートのふしぎなともだち 作: マーガレット・マヒー
絵: スティーブン・ケロッグ
訳: うちだ りさこ

出版社: ほるぷ出版
学校の帰り道、ロバートの後ろについてきたのは、なんとカバ。
しかも、日をおうごとに、どんどん数が増えていくカバ。
カバってあまり一般的な動物ではない(と思うので)なぜ、カバ?と思うけれど、このついてくるカバたちの実にやさしそうな、おだやかそうな表情がいいです。
で、どんどん増えていくカバに困ったお父さんが、考えたことがまたユニーク。
「魔女に頼んで、おまえがカバにすかれないようにまじないしてもらうしかない!」
そんな考え、なかなか浮かばない...
そして、これまた、やってきた魔女の品の悪さに、またびっくり。
なんだか、不思議な展開のお話ですが、最後もちゃんとオチつきで、うちの子もそうだけど、動物好きな子供たちは、きっと喜ぶだろうな。
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なかなかよいと思う 雪国の生活がよくわかる  投稿日:2008/11/07
ゆきのひ
ゆきのひ 作・絵: 加古 里子
出版社: 福音館書店
雪の降る地方の生活がよくわかります。
私たちが住んでいるこのあたりでは、雪が降るといっても、ほとんど積もることはなく、1年に何度か積もる程度。
だから、あまりピンとこない部分もあったでしょう。
わらぐつや、かんじきなど、聞きなれないものもたくさん出てきて、少し古さも感じる絵本ですが、たくさん雪が降ると、町はこんな感じになるのね、といった様子がとてもよく伝わる絵本です。
別世界の話のようであり、なんとなく、なつかしさを感じる話のようであり...すみずみまで絵を見ると楽しいですよ。
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なかなかよいと思う フライパンの表情が楽しい  投稿日:2008/11/04
いかりのギョーザ
いかりのギョーザ 作: 苅田 澄子
絵: 大島 妙子

出版社: 佼成出版社
ブブコさんが見つけたフライパンは、なんと火をつける必要がないのです。
それでは、どうやって焼くのか?
なんと、怒りの炎で焼くのです。
おいしいものって、笑顔で作るイメージがあるけれど、ちょっと変わった絵本です。
でもね、大丈夫。怒りの炎でおいしいぎょうざを焼いた後は、おいしい気持ちで幸せになって、みんな怒りなんかなくしてしまうんです。
フライパンが、プンプンプリプリ怒りながらギョーザを焼く表情も、味があって、なかなか楽しいです。
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自信を持っておすすめしたい 卵から出てきたのは?  投稿日:2008/11/04
から から からが・・・
から から からが・・・ 作: 高田 桂子
絵: 木曽 秀夫

出版社: 文研出版
からからからが?
いったい何の絵本?内容もまったく想像がつかず、想像がつかないから、ちょっとおもしろいかも、と手にとりました。
昔話風の語り口調は、読んで聞かせるには、ちょっと慣れが必要で、最初は、つまりながら読んで聞かせましたが、これ、なかなかおもしろい。
「ぬさ」っていう、昔話によく出てくるいじわるばあさんみたいな人が主人公なんだけど、ほんと、悪いんだ、このおばあさんが。
このおばあさんが、不思議な抜け穴「すがたかえ」に入れられた。
さてさて、何と化けて出てくるか!
大きな大きな卵となって出てきたときは、その後どうなるのかとわくわくしました。
そして、割った卵の中身は、読んでからのお楽しみ。

でも、これって、めでたし、めでたしなの?
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なかなかよいと思う 孤独ゆえ?  投稿日:2008/11/04
ふしぎな ともだち
ふしぎな ともだち 作・絵: サイモン・ジェームズ
訳: 小川 仁央

出版社: 評論社
ママとこの町に引っ越してきたレオン。
パパは軍隊で遠くに行ってしまい、ママも忙しい。
この本の中には、家族の姿がなく、いつも1人ぼっちで家にいるレオンの姿ばかりです。
そんな孤独なレオンだから出来たのでしょう、ボブという誰にも見えない友達が...
自分にだけ感じられるもの、空想の世界でのことって、誰にでも、特に子供時代には、誰しもが経験することだとは思うけど、ちょっとせつない気持ちで読みました。
でも、最後に友達が出来てよかった。

こういう気持ちは、小学校に、しかも、低学年ではわからないかな。
6歳の息子は、
「どれがボブなの?お母さん?」
と、終始、不思議顔でした。
幼児にはむずかしすぎるお話であることは確かです。
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自信を持っておすすめしたい おばけ仕様の商品いっぱい  投稿日:2008/11/04
コンビニエンス・ドロンパ
コンビニエンス・ドロンパ 作: 富安 陽子
絵: つちだのぶこ

出版社: 童心社
コンビニエンス・ドロンパは、おばけのためのコンビニと言ったところでしょうか。
店番するのもおばけなら、やってくる客も珍客ばかり。
つちだのぶこさんの絵が、最後まで楽しませてくれます。
よくよく見てみると、とっても楽しい商品がいっぱい。「ドロンパストラップ」だの「はなのび〜る」「火の玉ラーメン」などなど、おばけ仕様の商品満載です。
わりと字も多めだったので、ついつい読むことに集中していたけれど、これは、じっくりとすみまで絵を楽しみながら読みたい絵本です。
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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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