昔、みんなが逃げ出すほど、みにくいかいぶつがすんでいた。みかけはこわくても、やさしい心の持ち主なのに…。読者も最初は、かいぶつのあまりのみにくさに、びっくりするかもしれません。でも、読み終わったら、心がじーんとしているはず。ぜひ、手にとってゆっくり味わってほしい一冊です。
小学校の特別支援学級の読み聞かせで読みました。
1年生から6年生までの混合クラスで難しいかなあと
思いましたが、とても集中して聞いてもらえました。
「うさぎがいて良かった。」という感想。
子ども達は最後の緑が戻った絵の中で、
耳だけのぞいたいしのうさぎをしっかり見つけてくれました。
いろいろ誤解されて、避けられる事もある子ども達、
すべての子どもの未来に寄り添ってくれる
うさぎがいますように。
親のいなくなった先の私の娘にも・・・。
涙をこぼさず、最後まで明るく読めるようになるまで、
結構時間がかかりました。
これから他のクラスにも読んでいきたいです。
明るく明るく・・・。
心の中に悲しくて、でも温かい気持ちが湧き上がって、
何かできる事を始めたい、傍観者でいたくないと思わせてくれる、
絵本です。 (ブタミンさん 40代・ママ 女の子7歳、女の子6歳)
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