新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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ぶんぶんぷん

ママ・50代・、男の子27歳 男の子24歳

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ぶんぶんぷんさんの声

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自信を持っておすすめしたい どうしたらこの夫妻のように・・・  投稿日:2011/11/20
賢者のおくりもの
賢者のおくりもの 作: オー・ヘンリー
絵: リスベート・ツヴェルガー
訳: 矢川 澄子

出版社: 冨山房
 有名なO.ヘンリーの作品ですが、こんなに若い夫妻だったとは今まで知りませんでした。若いけれど生活は苦しく、でもお互いに愛情を持って生きている夫妻。クリスマスのお話であれば、こんな夫妻にこそ神様の奇跡が訪れてほしい、それなのにお互いを思う心が、結果としては愚かな(でも二人の人生の中ではとても素敵な)行為となります。
 私は妻であり母ですが、「無償で家事をしているのに誰も協力してくれない」「家族がもっとこうであったら」「もっと豊かに暮らせたら」・・と自分が犠牲になっているかのような不平不満がいかに多かったかと、この絵本を閉じて情けなく、溜め息が出ました。
 同じ女性としては美しい髪をなくしたデラがかわいそうでなりません。私ならしばらくはショックで立ち直れない。でもデラは「すぐにのびるから」と優しい気遣いを見せるのです。こんなきれいな心の持ち主のデラならば、いっそう瞳が輝き美しく見えるかもしれません。金時計を取り戻すという目標のもと、二人がいっそう心を寄せて暮らしてほしいと願ってやみません。
 不況で閉塞感の漂う日本の今の時代にこそ、受け入れられる内容かと思います。多くの若い人達に、大人達にも読んでほしいと感じました。
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自信を持っておすすめしたい ピッチがとにかく可愛くて可愛くて  投稿日:2011/11/19
岩波の子どもの本 こねこのぴっち
岩波の子どもの本 こねこのぴっち 作・絵: ハンス・フィッシャー
訳: 石井 桃子

出版社: 岩波書店
初版は1954年の大ベストセラーです。私は子どもの頃に読んでずっと心に残っていました。子どもが生まれて、再び読む機会を得ました。
石井桃子さんの柔らかな口調、可愛い絵も大好きです。
 こねこのぴっちが、ねこ以外のものに興味を持ち、ちょっとした冒険に出かけます。見聞を深めて、やっぱりねこが一番!と平穏な生活に戻るというおはなしです。
今の自分、今の場所よりももっといい何かが・・ぴっちの気持ちがわかるような気がして、ぴっちの冒険にどきどきし、無事に戻れてホッとする、子どもも大人もそんな人が多いのではないでしょうか。
ぴっちやねこのきょうだい達、犬のベロ、それにりぜっとおばあさんの暮らす毎日は、とっても楽しそうで憧れ、ぴっちを始めみんなの幸せを願わずにいられません。
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自信を持っておすすめしたい 大人にもおすすめです  投稿日:2011/11/19
わすれられないおくりもの
わすれられないおくりもの 作・絵: スーザン・バーレイ
訳: 小川 仁央

出版社: 評論社
小学校三年生に向けて読んであげる機会がありました。
絵本好きな人なら誰しも知っているような内容ですが、死をテーマになっているため、子ども達に受け入れられるか少し不安でした。
でも、主人公のアナグマの死を、アナグマの周りにいるアナグマが大好きな動物たちと同様、あらがえない物、しかし生前の優しい気持ちや教え、生き様のようなものが遺された者をなぐさめてくれるのだと感じてもらえたようで、静かに優しいまなざしで聞いてくれました。
絵も丁寧で優しく、動物たちのそれぞれの性格や生活を想像させてくれるあたたかで、大人になっても時折読み返す大事な絵本です。
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なかなかよいと思う 絶対ウケそう!  投稿日:2011/11/17
こんもりくん
こんもりくん 作・絵: 山西 ゲンイチ
出版社: 偕成社
 以前から表紙が気になっていましたが、まさかこんな楽しいお話とは!こんもりくんの表情がとっても元気でいいし、おとうさんとおかあさんの表情も子どもに負けないくらい素敵!大人にジャマされない子どもだけの世界で遊ぶお話って、大人は出てこなかったり、ちょっとジャマな役割だったりするけれど、こんもりとうさん&かあさんはいい人だな〜と思える大人で、物語の生き生き感を盛り上げてくれますね。
 今度、自分の子どもやボランティアでの読み聞かせ会でぜひ読んでみたいです。
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自信を持っておすすめしたい 懐かしい気持ちです  投稿日:2011/11/17
なぞなぞのみせ
なぞなぞのみせ 作: 石津 ちひろ
絵: なかざわ くみこ

出版社: 偕成社
 なぞなぞの形をとった絵本をよく目にしますが、絵がダントツにいいですね。懐かしい昭和な雰囲気で、大人も小さな子どもも癒される感じがします。絵の中になぞなぞのヒントがあるから、子ども達は一生懸命絵を見て、考えて・・素敵な親子の時間が作れそうな気がします。
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なかなかよいと思う なんだろう、この余韻  投稿日:2011/11/17
みつけたものとさわったもの
みつけたものとさわったもの 作・絵: ウィルとニコラス
訳: 晴海 耕平

出版社: 童話館出版
二ひきの犬が一ぽんの骨を掘り当て、争いになるところから物語が始まります。なんだか子どもの頃に読んだイソップ物語のような雰囲気・・と思いながらページをめくると、本当に昔話のようにいろいろな登場者(動物であったり人間であったり)が二ひきの犬と一ぽんの骨に関わってきて、繰り返しによる物語の展開は王道というか懐かしい印象を与えます。
ただ、二ひきに関わってくる登場者たちが、いずれも自分のことしか考えていない利己的なキャラクターで、「一体どうなるんだろう」と飽きさせません。一番手強くずるがしこい大きな犬の登場でどきどきし、11歳の息子は「いよいよラスボスだ・・」と手に汗を握っていました。
 このラスボス・・大きな犬と二ひきは知恵比べの末ほねを守り、仲良くほねを味わいます。「まぁ、そうなるだろな」という息子の感想通りですが、何ともいえぬ後味があり、好きな絵本です。
 二ひきのそれぞれの立場を表しているタイトルをもう一度読み、日頃自分の立場だけでいろいろなことを主張しすぎていないかな?と反省してしまうような妙味というか奥深さというか、そんな雰囲気の本です。
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なかなかよいと思う ジャケ買いです  投稿日:2011/11/17
てぶくろがいっぱい
てぶくろがいっぱい 作: フローレンス・スロボドキン
絵: ルイス・スロボドキン

出版社: 偕成社
表紙から裏表紙まで、ロープに干されたたくさんの赤いてぶくろ・・あまりにもキュートで思わず自分のために「ジャケ買い」でした。
昔の絵本やレトロ感のあるイラスト絵本が好きな方にはおすすめです。
もちろん、お話も素敵で心が温まるお話です。小さな子どもにも理解できる内容だと思います。お話はシンプルなので詳細は書きませんが、口調がとても柔らかで話し言葉にも品があって、絵もとても可愛らしく、冬の日の読み聞かせにおすすめの1冊だと思います。
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