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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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なみ@えほん

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なみ@えほんさんの声

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なかなかよいと思う 「おじゃまなみだ」を卒業しよう  投稿日:2016/06/07
おたすけなみだとおじゃまなみだ
おたすけなみだとおじゃまなみだ 文: イローナ・ラメルティンク
絵: リュシー・ジョルジェ
訳: 野坂 悦子

出版社: 西村書店
 悲しいとき、辛いとき、嬉しいとき、感動したときなど、感情が大きく揺れた時に涙がでます。

 小さな子どもは、人生経験が少ない分、痛い時や思い通りにならない時、不安な時など、いろんな場面で泣いちゃいます。大きな声で「うわーん」と泣けるのは子どもの特権で、それはそれで必要。そして、自分でもよくわからないままに、しくしく泣いてしまうこともよくあること。。

 でも、少しづつ感情をコントロールする術も学びながら大きくなっていくことも また大事なのですよね。この絵本は、そんなことを考えさせられる絵本でした。

 よく泣く子どもも、実は泣くのは自分自身しんどいし、恥ずかしいと思っています。おじいちゃんが教えてくれたように「おじゃまなみだ」にバイバイできたらいいですね。そして大きくなった時、嬉しい涙、感動の涙、そんな涙には出会ってほしいです。
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なかなかよいと思う お互いに 歩み寄って。  投稿日:2016/06/05
すききらいとんでいけ!もぐもぐマシーン
すききらいとんでいけ!もぐもぐマシーン 作: イローナ・ラメルティンク
絵: リュシー・ジョルジェ
訳: 野坂 悦子

出版社: 西村書店
 野菜もお豆も美味しいよ〜。きちんと食べてね。イヤだと思っても一口食べてごらん。きっとその美味しさに気づくはず。食べないのはワガママというものよ。栄養をとるのはとっても大事よ〜。

 そんな親の気持ちを代弁したような絵本です。最後の「保護者のかたへ」という小児心理カウンセラーさんのおはなしを読んでも、「あまり食べない子ども」の親御さんの悩みが 深いのがよくわかります。

 子どもの頃、私は少食で好き嫌いも少しありました。無理に食べさされてお腹をこわすことはしょっちゅう。給食を完食するまで居残りさせられるという嫌な思い出も。

 だから、親の気持ち、子どもの気持ち、どちらも よくわかります。

 私は、子どもの偏食はあまり無理させず、でも方向性はしめして、お互いに歩み寄る気持ちで、楽しく食事できたらいいなと思います。成長するにしたがって、いつのまにか食べられるようになることもあります。マシーンで、急に口の中に何か入ってくるって、うーん、私はいやだなぁ。レナの場合は、結果オーライだから、良かったのですけどね。
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なかなかよいと思う フェルトや糸が、柔らかく優しい  投稿日:2016/06/02
これなあに?
これなあに? 作: *すまいるママ*
出版社: フレーベル館
 フェルトや刺しゅう糸で形を表している とっても可愛い絵本です。フェルトや糸の温かい感じ、柔らかく優しい感じが伝わってきて赤ちゃん絵本にぴったり!

 動物や食べ物の笑顔がステキ、そしてお弁当がとっても美味しそうです♪作った人の愛情がいっぱい詰まっています。

 パクパク、もぐもぐと食べる真似をしながら 赤ちゃんと一緒に楽しめる絵本です。お弁当を持って幼稚園に行き始めた年少組の子どもさんと読むのもいいですね。あてっこしながら読むのが、また楽しいのです。
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自信を持っておすすめしたい 目を キラキラ ☆  投稿日:2016/05/30
くるくる くるま
くるくる くるま 作: 木坂 涼
絵: キャビネッツ

出版社: フレーベル館
 木坂涼さんは詩人です。さすが、詩人さんの文章だなぁーと思いました。韻を踏んでいて、とってもリズミカル。擬音もたくさんでてきて楽しいですね。

 車の好きな子どもさんは、絵をみてわくわく。そして、リズミカルな文章を聞いて楽しみ、自分でも「ウーウー」とか「シューシュー」など声をだして楽しむことでしょう。小さな子どもさんが、目をキラキラさせて絵本に見入っている姿が、思い浮かびます^^
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なかなかよいと思う 食べることは楽しいね、うれしいね♪  投稿日:2016/05/28
いただきまーす!
いただきまーす! 絵: 宮尾 怜衣
出版社: フレーベル館
 可愛い動物たちが、ニコニコ笑顔で とてもステキなお弁当を食べます。

 なんて美味しそう♪ なんてうれしそう♪

 食べることの楽しさ、うれしさがストレートに伝わってくる絵本です。読んでもらっている子どもさんの笑顔、動物たちのお弁当に手を伸ばして、一緒に食べる真似をする様子が自然に思い浮かびました。

 可愛いお弁当は、お弁当作りの参考にもなりそう。
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なかなかよいと思う おしゃべりを楽しみながら  投稿日:2016/05/28
おやすみ ペンギン
おやすみ ペンギン 作・絵: 浅沼 とおる
出版社: フレーベル館
 「これなあに」と質問が続きます。

 なにかと聞かれている ものや生き物は、その色の一部が背景の色と同じで背景と同化しているため、部分でしか表されていません。「なにかなぁ?」と考えて、当てる楽しみのある絵本です。

 「月」は難しかったですが(テントウムシの次なので、ちょうちょを連想してしまった)、質問のページが真っ黄色で、他に何も描かれていないのがヒントなのでしょうね。

 あれこれとおしゃべりを楽しみながら、楽しむと良い絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 市場の賑わい、人と人との ふれあい  投稿日:2016/05/26
ハンヒの市場めぐり
ハンヒの市場めぐり 作: カン・ジョンヒ
訳: おおたけ きよみ

出版社: 光村教育図書
 韓国の絵本です。

 男の子(ハンヒ)とお母さんが、市場にお買い物にでかけます。市場はとっても賑やか。スーパーマーケットとは違う、人と人との ふれあいがあります。

 温かみのある楽しい絵です。細かく描かれているので、じっくり、ゆっくり見れば見る程、発見がありそう。お隣の国ですので日本と似ていますが、でもやっぱり違う。その両方を感じ取りながら楽しめる絵本です。

 市場の賑わいに、西村繁男さんの「にちよういち」を思い出しました。食べることは生きることの基本。食べ物を売っているところ(市場)に活気があるのは嬉しいことです。
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自信を持っておすすめしたい 真っすぐに進むひと  投稿日:2016/05/26
いつもみていた ゆめをかなえた女の子 ジェーン・グドール
いつもみていた ゆめをかなえた女の子 ジェーン・グドール 作: ジャネット・ウィンター
訳: まえざわ あきえ

出版社: 福音館書店
 〜をせずにはいられない人、〜をするために生まれてきたような人がいます。

 この絵本で描かれているジェーン・グドールは実在の人ですが、チンパンジーと触れ合わずにはいられない人、動物と動物の住む環境を守る活動をするために生まれてきたような人です。

 決めた道を真っすぐに進むジェーンの意志の強さに驚くばかりですが、「好き」という強い気持ちと、「せずにはいられない」湧き上がる想いを感じました。

 人生は実は複雑なものです。それを絵本という限られたページに簡潔にまとめて描いているわけですが、その分、著者が伝えたいことがクローズアップされていて分かりやすいです。これから人生を切り開いていく子どもたちにおすすめの絵本。可愛くて親しみやすい絵で、手にとりやすい絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 演奏への助走  投稿日:2016/05/20
105にんのすてきなしごと
105にんのすてきなしごと 文: カーラ・カスキン
絵: マーク・シーモント
訳: なかがわ ちひろ

出版社: あすなろ書房
 「あ、マーク・シーモントさんの絵なんだぁ」と思って、手に取りました。

 金曜日の夕方、だんだん暗く寒くなる中、仕事に出かける用意をする人たちがいます。お風呂に入り、黒い服を着て、変わった形のカバンを持って、家を出ていきます。そういう人たちが105人も!彼らは、オーケストラの楽団員。

 オーケストラを聞きに行くと、まず会場のロビーに人が集まり、客席が少しづつ埋まり、ブザーがなってみんな席に着き、やがて照明が落とされ、舞台に楽団員が次々に現れ着席し、コンサートマスターが立ち上がり、音合わせ。「演奏がいよいよ始まる♪・・・」という感じが少しづつ盛り上がっていきます。

 でも実は、演奏への助走はもっと前から始まっていたのですね。さらにいうなら、演奏する人たちは楽譜を渡された時から、聴衆はチケットを手に入れ、スケジュール帳に予定を書き込んだ時から。

 「ある日のある時間、ある場所で集まって、音楽を演奏したり聴く」という一つの目的のために、たくさんの演奏家も聴衆も 演奏会以前に、それぞれに動いているんだという、当たり前のことだけど 普段は考えないことに思いを馳せました。
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自信を持っておすすめしたい イタリア人は 楽天的?  投稿日:2016/05/18
変わり者ピッポ
変わり者ピッポ 作: トレイシー・E・ファーン
絵: ポー・エストラーダ
訳: 片岡 しのぶ

出版社: 光村教育図書
 フィレンツェの大聖堂のドームを作ったフィリッポ・ブルネレスキ(ピッポ)のお話です。

 イタリアのそうそうたる建築家が 100年も前から頭を悩ませていたとんでもなく大きい大聖堂のドーム、そのドームの設計図を書き、完成に導いたのがピッポでした。

 私が驚いたのは、屋根であるドームをどう作るか見通しがないのに、途中まで大聖堂の建設が進められているということ。イタリア人は楽天的というか、どうにかなるなる・・・で物事を進めるのでしょうか?(実際、どうにかなったのですが〜)

 登場人物の人間くささが、表情や姿によくでているのが面白いです。そして、ピッポの仕事場、大聖堂の工事現場、立派に完成した大聖堂、フィレンツェの街など、どれも細かく書き込まれていて見ごたえがあります。

 たくさんの天才的な芸術家がでた この時代、この場所で様々な人間模様が繰り広げられながら、いろんな芸術作品が生まれたのですね。今日、出来上がったものを見ているだけでは、当然のように思ってしまうのですが、これらがここにあるのは、実はいろんな意味で大変なことだったのだなぁと思いました。

 あとがきによると、記録にない部分は想像して描いたということですが、とても楽しんで想像し、絵を描かれたように感じました。
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