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ドキドキが、2回も!
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投稿日:2016/05/08 |
雨の日の小学校は、たいへん!元気いっぱいの子どもたちは休み時間をどう過ごす?
校庭で遊べないカボちゃんたちは、かくれんぼを始めます。楽しく遊んでいたけれど、トイレからすすり泣きの声が・・・。お、おばけ!?
おばけは怖い。でも、気になる・・と、子どもたちは おばけの話が大好き。結局、おばけではなかったけれど、子どもたちにとっては、「おばけかも?」と ちょっとドキドキしながら読める楽しいお話だと思います。すすり泣きの正体がわかった後も、「じゃあ、トイレに鍵をかけたのはだぁれ?」という2度目のドキドキがあったのが、さらに良かったです(笑)
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静かで清浄な世界
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投稿日:2016/05/08 |
しろくまくんがいるのは、空と海と氷の世界。色も形も限られた世界。夜、暗闇の中、そこに月や星の光があたって、静かな静かな世界が浮かび上がります。そして、やがて、空に流れ星が流れ、ひととき 世界は明るく輝きます。
一人、起きだして天体ショーを見ていたしろくまくんは、また、寝床に帰ります。夜中の小さな冒険でした。
しろくまくんの目を通して、人工的なものが何もない、静かで清浄で、雄大、神秘的な世界を見せてもらいました。同じ地球上に、こういう場所が本当にあるのだろうなぁと不思議な気持ちになりました。
やさしい絵と文章です。幼い子どもさんに、こういう違う世界があることを自然に伝えられる絵本だと思います。
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昔も 今も・・・
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投稿日:2016/05/06 |
いました、いました!昔も。 掃除の時間にふざけて暴れる男の子が・・。なぜ、こうなるのかな?長い棒(箒)を持つと振り回したくなるのかも?勉強の時間でないという開放感から?
雑巾を投げて遊ぶ。窓ガラスが割れる・・。これも、ありました〜!
私の子どもの頃の小学生も今の小学生も、教室の掃除の時間の様子は、あんまり変わらないんだなーと面白く読みました。
小さいけれど、ピリリと辛いピリカラちゃんの言動が、ピリッと効いていましたよ。
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我が事のように・・・
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投稿日:2016/05/04 |
忘れ物・・・したことあります。もちろん!(笑)
どうにかしなくちゃ・・とあたふたする真面目なカボちゃん。体操着を家に取りに帰って、走りに走るカボちゃん。次から次へと襲いかかるハプニング!我が事のようにドキドキしながら読みました。
そんなカボちゃんを優しくホローするクラスメイトの友情が素晴らしかったです。もちろん、タマとピーマンは相変わらずだけれどネ・・。
この本を読んだ子どもたちは、早寝早起き、前日に時間割合わせするようになるのかな?そうなれば、いいですね。
ところで、カボちゃんが勝手に学校を抜け出したことが、ちょっと気にかかりました。ホントはダメなんですよ〜、カボちゃん。
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エクアドルの空気
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投稿日:2016/05/04 |
ペドロという小さな男の子が主人公。ペドロは駅でお姉ちゃんが目を離したすきに、一人で大好きな機関車キト号に乗り込んでしまいます。さて、そこから、ペドロの3泊4日の旅のはじまり、はじまり〜。客観的には、迷子なのですけどね(笑)。
作者に、こんな小さな子を一人で放り出してしまうの?と言いたくなってしまいますが、実は読んでいるうちに、こんなことも許せてしまうほど、のどかな町と人の雰囲気なのです。土色一色で描かれた素朴な絵が、おはなしに合っています。
エクアドルの町と素朴な人々が醸し出す空気感が とてもよく感じられる絵本です。このお話は作者のベーメルマンスが南米のエクアドルを旅したことがきっけかで生まれたものだとか。ベーメルマンスは、エクアドルが大好きになったんだそうです。その「好き」という感じがにじみ出ているような気がします。
そして、「ダダダダダ」しか しゃべれない小さな子にも、お手伝いとおぼしき仕事(干しているトウモロコシをニワトリから守る)があることにびっくり。お父さんも、お母さんも お姉ちゃんも家族全員、仕事をしています。
最初はあまり思わなかったのですが、繰り返し見ているうちに、ペドロの笑顔にぞっこんになってしまいました。
ベーメルマンスは、もちろん あのマドレーヌちゃんの作者。ペドロと、マドレーヌちゃん、似てます^^
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「せんそうしない」ためには・・・
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投稿日:2016/05/04 |
ひらがなで「○と○はせんそうしない」と繰り返されます。読み終わり、「せんそうしない」ことは、当たり前のことだと、ごく自然に思われました。そして、「せんそうしない」ことは「共存」するということだとも。
ですが、人間は大昔から 敵と味方に分かれて戦ってきました。そして、今も世界のどこかで・・・。
小さな子どもは、おもちゃの取り合いの時、相手をたたいたり、時には噛みついたりします。もう少し大きくなると「ボクのだよ」「かして」「じゅんばんね」「ごめんね」と言えるようになります。私たちは、幼い頃に砂場で、教室で、親や先生に教えられて、みんなで育ってきたのです。
言葉が豊かになり、相手の立場も思いやれるように成長すると、力づくで思いを遂げようとすることは少なくなります。
「せんそうするのは おとなとおとな」
砂場での教えを、大人みんなで 再確認したいです。
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ジム一家の愛と強さが、心に残りました。
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投稿日:2016/05/03 |
1945年5月、当時 世界最大で豪華な船、ルシタニア号がアイルランド南沖でドイツの潜水艦に攻撃され沈没し1198人が死亡しました。その時、グランドピアノが海に浮かび、その上に女の子がいたことが目撃されているそうです。女の子がその後どうなったかは定かではありませんが、マイケル・モーパーゴはこの女の子に救いの手を差し伸べ、物語を紡ぎだしました。
ルシタニア号に乗る前、乗船中、沈没、救助後、医師の日記など、様々な場面が組み合わされて物語が進んでいきます。
ルーシーと呼ばれるこの女の子を助けるジム、妻のメアリー、息子のアルフィの ルーシーへの根気強く、温かいまなざしが全編を貫いています。ルーシーの過酷な運命に辛い気持ちになりますが、この家族の存在によって、常に小さな希望を感じることができました。愛情深い素晴らしい家族です。
記憶を無くし、言葉をしゃべることもできず、国籍もわからないルーシーの謎が徐々に明らかになる、たいへん読みごたえのある物語です。物語の起伏を楽しみつつ、戦争の愚かさ、それに翻弄される人々、その中でも人としての心と勇気と持ち続ける人、極限の中でも生きようとする強い意志など、様々なことが感じとれる力作でした。
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景色へのとけこみ方が絶妙!
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投稿日:2016/04/30 |
とってもセンスが良くて、楽しい絵本です。
文字がない絵本ですが、絵を見ているだけで一目瞭然。ストーリーがわかります。
タイトルの通り、セイウチくんを探します。すぐに見つけられるのですが(飼育員さんは・・・ですが〜笑〜)、セイウチくんの景色へのとけこみ具合が絶妙なんです。うまい!!と感心してしまいました。
ステキな絵本に出会えて感謝!家族や友達にも「見て、見て〜」と紹介しています。みんな笑顔になります♪
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個性豊かな 同級生たち
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投稿日:2016/04/28 |
カボちゃんは、かぼちゃの男の子。小学校に入学します。入学したばかりの頃の晴れがましい気持ち、心細い気持ちが伝わってきました。
個性豊かな同級生たちがいます。一般的に子どもが苦手なピーマンや玉ねぎが、いじわるな役回りというのが面白いです。人間の世界も もちろんだけれど、野菜の世界も人間(野菜)関係がなかなか大変!どこにでも、いじわるなヤツっているものですよね。カボちゃん、頑張れ!
友達関係に悩んでいる新一年生の心に、そっと寄り添ってくれそうな おはなしです。
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ソラオくん、頑張る。
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投稿日:2016/04/28 |
今回は、ソラオくんが主人公。体が小さくて引っ込み思案のソラオは、普段はカボちゃんが頼り。カボちゃんが休みの日は、何をやってもうまくいかない・・・。
そんなソラオだけれど、勇気をだして頑張りました!カボちゃんの大好きな給食のプリンを、カボちゃんに持っていってあげたいって、手をあげてみんなに言えたんだもの。これはすごいことです。学校って、勉強して知識を学ぶだけのところじゃない。こんな あれやこれやを通して、育っていくところなんですね。
そのあとまた、思いがけない展開があり、ソラオの気持ちになって、ハラハラしながら読みました。そして、ベッドにいるカボちゃんをみんなで囲んでいる場面では、友達っていいなと、あったかい気持ちになりました。最後のオチも面白かったです^^
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