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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

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ルートビア

ママ・30代・宮城県、男5歳

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ルートビアさんの声

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自信を持っておすすめしたい 寝かしつけ  投稿日:2006/04/12
おやすみ、アンニパンニ!
おやすみ、アンニパンニ! 作・絵: マレーク・ベロニカ
訳: 羽仁 協子

出版社: 風濤社
世に、ベッドタイムストーリーの絵本はたくさんありますが、
なぜか、うちの息子に限っては、ぜんぜん効き目なし。
いつしか、寝かしつけの為に、絵本を読むことをあきらめるようになりました。
絵本が大好きな息子には、本を読むことによって、かえって目がさえてしまうのでしょうか?

ところで、「おやすみ、アンニパンニ」は表題のとおり、寝かしつけにぴったりのお話です。
ストーリー的には「ブルンミとアンニパンニ」の続編なのでしょうか。
夜寝るまでの、柔らかで、落ち着いたかんじのお話です。
最後に「あなたも おやすみ。」というセリフが出てくるところがいいですね。
これなら眠るかも、と思いながら、ちょっと息子に読み聞かせてみました。
(あれだけ寝なくて苦労した息子も、今では、母がちょっとそばにいるだけで、あっという間に眠りにつきます)
あなたもおやすみ、の気持ちをこめて。
でも、やっぱり息子なんですよね。
むっくりと起き上がり、「ほかのアンニパンニの本も読む。自分で読むからね」ですって!
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自信を持っておすすめしたい 勇者  投稿日:2006/04/11
ふつうのくま
ふつうのくま 作・絵: 佐野 洋子
出版社: 講談社
くまは、せんぞだいだい、どんなにはちみつをたくさんなめても、ドーナツでおなかいっぱいになっても、
もしかしたら たべればたべるほどさびしいのだ。
それは、とだなのなかにある 赤いじゅうたんのせい。
おじいさんのおじいさんのおじいさんのおじいさんが 空をとんだ、赤いじゅうたん。
主人公のくまのお父さんは、最後まで、じゅうたんで空をとぶ勇気が持てなかった。
「いっしょうかかっても、ゆうきをもつことは むずかしいものだ。 
おまえがそらをとべるくまだと わたしはうれしいけどな」
彼はそういって死んでしまった。

くまは、毎日葛藤しています。
空を飛ぶなんて、どんなにおそろしいことだろう。
そして、どんなにすばらしいことだろう。

本当の勇気とは。そして、勇者とはなんだろう。
このお話を読みながら、そんな事を考えました。
かつて読んだおとぎばなしに出てくる、とらわれの姫を救い出した勇者も、
旅立つまえは、このくまのように、ぶるぶると身を震わせたのかもしれない。
だらだらと涙をながしたのかもしれない。何度も何度も、焦燥の日々を繰り返したのかもしれない。
または、ドラゴンをやっつけながら、恐ろしさに目をつぶったかもしれない。
髪は、恐怖で白髪になったかもしれない。
現実にも、勇気をもって偉業をなしとげたとされる実在の人物は数多く存在しますが、
彼らもそうだったのかもしれない。

くまはやがて、恐怖におびえながらも立ち上がります。空を飛ぶために。
くまの家の床下にすむネズミは、彼をとめます。
「もどってこれないかもしれないじゃないか」
くまが空を飛ぶ決心が出来たのは、この小さなネズミが、彼のそばにいつもよりそっていたからかもしれません。

佐野さんの本は、切り口が一風変わったところがあって面白いですね。
くまの焦る気持ちや、ネズミが彼を心配する気持ちがよく伝わります。
最後も、文句なし!
(全部ばらしてしまうと、読む楽しみがなくなってしまうのでここには書きませんが)
大方の勇者って、こういうものなのだろうなあ、と思ってしまいます。

ネズミがラストでつぶやく、「いまのいまがしあわせだね」という言葉が、じわっときます。
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なかなかよいと思う 本当に、こんなことがおこるのかもしれない  投稿日:2006/04/11
とおい ほしから
とおい ほしから 作: 佐藤 さとる
絵: 村上 勉

出版社: 大日本図書
佐藤さとるさんの文章と、村上勉さんの挿絵の絵本です。
佐藤さとるさんといえば、頭に浮かぶのが、村上勉さん。
小さい頃から、このコンビのお作を何冊も読んでいたので、
もう頭の中ではゴールデンコンビとして、出来上がってしまっています。
もちろん、他の方の挿絵も素敵なのですが…

まこちゃんが道端でえんぴつをひろったことから始まるこのお話。
実は、このえんぴつみたいに見えたものは、ちいさいろけっとで、中から、宇宙人が出てくるのです。
佐藤さんお得意の、夢いっぱいのお話!
昔、コロボックルのお話に夢中になった頃の事を思い出してしまいました。

もしかしたら、本当に、こんなことがおこるのかもしれない。
小さな角砂糖の大好きな宇宙人に、どこかで出会えるのかもしれない。
子供は、そんなことを考えて胸を膨らませるのでしょうね。
息子が「コロボックルシリーズ」を読むには、まだまだ時間がかかりそうですが、
このお話は、小さな子供でも充分に楽しめます。
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自信を持っておすすめしたい おかあさんに都合のよいスイッチ  投稿日:2006/04/11
なっちゃんのほくろスイッチ
なっちゃんのほくろスイッチ 作: 平田 昌広
絵: 平田 景

出版社: 講談社
げらげらくすくす、えへへへ、わははは。
これほど受けた絵本は、「さつまのおいも」以来ではないでしょうか。

ねえねえ みんな、ほくろスイッチって しってる?
誰だって、体のどこかに、ひとつやふたつはあるほくろだけど、
とくべつなほくろがあるってこと、しってる?

はいはい、知ってます。
うちのだんなさんのおへその横にある、おおきなほくろ。
これは、うちの息子が赤ちゃんの時から、
押すと「ピー!!」となるほくろだったんです。
だからもう、この絵本、息子は大うけ。読み聞かせの最中、笑いが止まりませんでした。

この絵本を読んだ後、当然のごとく、ほくろスイッチ地獄が始まりました。
でもね、息子から、母へではないんです。
(母は服を着ていないところには、目立つほくろがないんです)
母から、息子へ。
「ごはんをさっさと食べるスイッチ」「おかたづけをするスイッチ」「泣き止めスイッチ」
まあ、母に都合のよすぎるスイッチだこと。
息子は結構地黒なせいか、ほくろが多いのです。
それに、生まれてから毎日のようにお世話してるから、どこにほくろがあるか、母にはお見通し!
押しがい、あるなあ〜。
でも、なっちゃんのおとうとの「おねしょしませんようにスイッチ」のように、故障があったりしました。
(というか、ほとんど故障中!)

最後のおやすみなさいスイッチには、心が温まります。
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なかなかよいと思う ご近所さん?!  投稿日:2006/04/11
バルボンさんのおさんぽ
バルボンさんのおさんぽ 作・絵: とよた かずひこ
出版社: アリス館
雨降りでも、子供二人(二匹か?)と奥様とで、素敵なお散歩を楽しむバルボンさんのお話です。

バルボンさんのお勤め先が、うちの近くの動物園だということを、つい最近聞きました。
(モデルということですが)
とよたさんが、宮城県のご出身だということは、存じ上げておりましたが…
これは、本当に不覚でした。
思わず息子に、
「○○ドーブツエンにいるんだってさーバルボンさん!!」
まるで、近所に芸能人が住んでいるかのような騒ぎで話してしまいました。

ということは、バルボンさんのおすまいは、もしかしてもしかすると、うちの近所?!
このカカカカオーンが、もしかしたら見られるかもしれない?!
すみません、また妄想を膨らませてしまいました。

でも。
なんとなく、妄想だと言い切れない気がする、そんなバルボンさんシリーズなのでした。
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自信を持っておすすめしたい みんな大きくなりました  投稿日:2006/04/11
講談社青い鳥文庫 アカネちゃんのなみだの海 モモちゃんとアカネちゃんの本 6
講談社青い鳥文庫 アカネちゃんのなみだの海 モモちゃんとアカネちゃんの本 6 作: 松谷 みよ子
絵: 伊勢英子

出版社: 講談社
子供の頃から大好きだった、モモちゃんと、アカネちゃんのシリーズ。
この本が、最終巻になります。
本当に、最終巻にふさわしい作品でした。

ちいさいモモちゃん、モモちゃんとプー、モモちゃんとアカネちゃんの三冊が、幼い頃の私の宝物でした。
お友達のお家へ遊びにいく時も、この子供が持つにはちと重たいハードカバーの本を三冊も持って遊びにいった記憶があります。
それほど大好きでした。
離婚の事が描かれているのが、まだよく分からなくて、中学生ぐらいに読み返して、ハっとしたりもした本でした。

子供を持ってから、未読だった、「アカネちゃんとなみだの海」を読みました。
アカネちゃん、大きくなったんだね。しみじみと思いました。
この本には、「お父さんがいないこと」をアカネちゃんが考える部分が、数多く出てきます。
「おとうさんの名前は?」と聞かれて困ったり、
「おとうさんがいない子はパンをくばらないで!」とお友達にいわれてしまったり。
アカネちゃんが泣いていると、モモちゃんが勇ましく慰めて(?)くれるのが、とても面白いです。
特に、悪いことを言うお友達を、全員ぶっとばしてやる!と言った時の挿絵!
アカネちゃんに感情移入してしまった私にはとてもとても、頼もしい存在に思えました。

そんなモモちゃんとアカネちゃんに、悲しい別れが待っていました。
妹が出来てから、「おねえちゃんだもん おおきいんだもん」の歌を歌って泣くのを我慢してきたモモちゃん。
今回ばかりは、涙を止められませんでした。
私も、本を読みながら泣いてしまいました。

とにかく、たくさん書きたいことがありすぎて、全部書ききれません。
それほど、このシリーズに対する思い入れは深いのです。

モモちゃんとアカネちゃんのシリーズ、ずっとこれからも、大事にしますね、松谷さん。
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なかなかよいと思う お好み焼き、つくろー!!  投稿日:2006/04/11
ばばばあちゃんのなんでもおこのみやき
ばばばあちゃんのなんでもおこのみやき 作・絵: さとう わきこ
出版社: 福音館書店
もっかのところ、ばばばあちゃんの、かがくのともシリーズに大夢中の息子。
今度はこれ! と図書館で持ってきました。
おお、今度はお好み焼き。
前に読んだ、よもぎだんごや、焼き芋は、正直なところ
「つくろーつくろー!!」といわれると、
うーーーーーんとこしょっといわないと、腰が動きそうもありませんでしたが、
お好み焼き! これはナイスです。いつも作ってるやつです。
これなら、いくらでもやってあげるぞー。

広島風から始まり、大阪風、つぎは、あまいお好み焼き。
バリエーション豊かで、見ていると、本当にわくわくします。
とても丁寧に書いてあって、すぐにでも作りたくなるような仕様です。
何かを作ることが大好きな息子。料理とて、例外ではありません。
「お好み焼き、つくろー!!」
でました、やっぱり、この一言。
でも、絶対に、この絵本を片手に持ちながら、その通りに作りたいんだろうなあ。
バックナンバーで本屋から取り寄せなくては、と思った母でした。
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なかなかよいと思う ボール球だったのに!  投稿日:2006/04/11
きつねとうさぎ ロシアの昔話
きつねとうさぎ ロシアの昔話 絵: フランチェスカ・ヤールブソワ
構成: ユーリー.ノルシュテイン
訳: こじま ひろこ

出版社: 福音館書店
息子の絵本の好みはだいたい分かっているつもりですが、
もちろん、100パーセントではありません。
「これは君の好みでしょ〜」とばかりに、ストライクゾーンどまんなかに投げたものを
思いっきりカラブリされたこともあるし、
様子見でなげたボール球をヒットされたこともあります。
この絵本は、まさに、大暴投のボール球を、ホームランされた絵本でした。

お話は、大変単純です。
他の方もお書きになっているように、力の強い者ではなく、意外な者が悪き者をやっつけるお話です。
絵の方はというと、かわいいんだかかわいくないんだか、正直よく分かりません。
色調も、どことなく暗いかんじがします。
でも、とても丁寧に描かれている。
どのページの四隅にも、ページごとにデザインの違う木枠のようなものがあって、凝っています。
絵も、息子には興味深かったようですが、やはりセリフが気に入っていたようです。
リズムがあって、繰り返しがあって、多少ドキリとさせられる言葉が使ってあって。
そこがよかったのか、何度も読んで、と持ってきた絵本でした。
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自信を持っておすすめしたい 感謝申し上げます  投稿日:2006/04/11
ふしぎなナイフ
ふしぎなナイフ 作: 中村 牧江 林健造
絵: 福田 隆義

出版社: 福音館書店
ナイフが、まがる、ねじれる、おれる、とける。
ありえないことの起こる絵本です。
「嘘!」といった母に、
平然と「だって、ふしぎなナイフなんだよ?」と表紙を指差した息子。
あなたの方が、大人かもしれない…

このナイフの絵は、絵とは思えないほどの緻密さです。
でも、どことなく温かみがあって、やはり写真ではなく、「絵」なんですねえ。
工業的な、物の美しさが充分に現れています。
作者の中村さんは、コピーライター。林健造さんはグラフィックデザイナー、福田隆義さんは、CMアニメーターからイラストレーターになられた方ですが、
妙に、納得してしまいました。
子供も、絵にまず、ひきつけられ、それから言葉を読んで楽しんでいたようです。
私自身、目が心地よい、と言っているようで、意味もなくめくってしまう、そんな絵本なのです。
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自信を持っておすすめしたい ワクワクハラハラドキドキ、ほっ!  投稿日:2006/04/10
エルマーのぼうけん
エルマーのぼうけん 作: ルース・スタイルス・ガネット
絵: ルース・クリスマン・ガネット
訳: 渡辺 茂男

出版社: 福音館書店
語り手のお父さん、エルマー・エレベーター(この名前、いいですね)が、ひろった猫の話を聞いて、
とらわれの竜を助けに、どうぶつ島に行くという、
あまりにも有名な児童書です。

昔読んで、ものすごく面白かった覚えがあります。
男の子むきなのかな。と思い、読んでいなかったのですが、
「こんなに面白かったなんて!」と後悔したことを覚えています。

ただ、今回、本屋さんで手にとってみて、すっかりお話の内容を忘れていることに気がつきました。
おもしろかった。ただ、そのことだけが頭に残っていました。

買って読んでみて。ああ、やっぱり面白いや。
読むうちに、おぼろげながら、ああ、こういうシーンあったかも、と思うようになりましたが、
詳しい内容は忘れているので、新しい本を読んでいるように楽しめました。
(お得?)

トラやサイ、ライオン、ゴリラ、ワニ。
みんながエルマーを食べようとします。
すんでのところで、エルマーがとんちをきかせて、鮮やかに危機を回避するところが、今も昔も楽しい。
ワクワクドキドキハラハラ、そして、ホ!
いやあ、楽しませてくれる本です。

字に対して、絵が少ないので、4才の息子には、第一章を読んだところで逃げられましたが…

おもしろいわりに、話の内容を忘れてしまっているのは、ただただ、この本が、冒険の面白さを描いたもので、
「感動する」というところからは遠いところにあるせいなのかもしれません。
でも、楽しいばかりの本があって、もちろんいい。と思ったので、5つ星にしました。
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