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新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

酒井駒子によるロングセラー絵本の新装版

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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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ルートビア

ママ・30代・宮城県、男5歳

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ルートビアさんの声

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なかなかよいと思う 触覚  投稿日:2006/04/14
くもさんおへんじどうしたの
くもさんおへんじどうしたの 作・絵: エリック・カール
訳: もり ひさし

出版社: 偕成社
数々の仕掛け絵本を世に送り出すエリック・カール氏。
幼い子供は、幼ければ幼いほど、ストーリーや絵以外のプラスアルファに惹かれるのですよね。
子供がお話を理解できるのは、親が思っているより、もう少し後のことなのかもしれません。
絵本を、あらゆる感覚を使って楽しむ。そういった意味で、エリック・カールの作品はおすすめです。

さて、今回は、触覚を使って楽しむ絵本。
これ、音や、めくり絵本などの仕掛けに比べて、ものすごく地味なような気がしたんです。
ところがこれが、子供受けがよかったんです。
クモが、巣をつくる様子が、とても細やかに描かれているのですが、
クモの糸が、浮き上がっていて、触って楽しめるようになっています。
子供は、実に楽しそうになぞっていました。
また、その線が、ツルツルピカピカしていて、本当にクモの巣といったかんじ。
お見事です!

最後の、エリックカールのサインまで、しっかりデコボコになっているよ、と息子は嬉しそうに教えてくれました。
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自信を持っておすすめしたい きつねのかみさま とは?  投稿日:2006/04/14
きつねのかみさま
きつねのかみさま 作: あまん きみこ
絵: 酒井 駒子

出版社: ポプラ社
息子も私も大好きな、酒井駒子さんの絵なのですが、
この絵本は、ちょっと表紙が変っています。
すこーし暗めで、キツネが女の子と男の子をいっせいに見ている絵。
それで、気にはなっていたものの、手に取るのに長いこと躊躇していました。

今回、読んでみて、もっと早く読んでおけばよかったのに!
と思いました。

縄跳びを忘れたおねえちゃんが、弟を連れて探しにくると、
キツネの子たちが、その縄跳びで遊んでいました。
しっぽがひっかかって失敗してしまうキツネたちに、お姉ちゃんは、飛び方を教えてあげます。
二人は、キツネたちにまじって、楽しく遊ぶのですが…

このオチは、実にすばらしいです。
未読の方は、「きつねのかみさま」とはなにか、をちょっと想像してから読んでみると楽しいかもしれませんね。
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なかなかよいと思う カロリーヌ再び!  投稿日:2006/04/14
カロリーヌつきへいく
カロリーヌつきへいく 作・絵: ピエール・プロブスト
訳: 山下 明生

出版社: BL出版
小学生だったとき、私が夢中になったカロリーヌのシリーズです。
その頃は、小学館の、世界の童話シリーズでした。
現在は、フェリシモブックポート復刊企画より、BL出版から発刊されています。
ふたたび、カロリーヌに出会うことが出来るなんて!とっても感謝…なのですが、
私の記憶違いですと申し訳ないのですが、昔は、本の形が正方形に近かったと思うのですが…
今回の絵本は、縦長ですよね?昔のカロリーヌファンとしては、ちょっぴり残念…かな?

白猫のプフ、黒猫のノワロー、ひょうのピトー、くまのブムら、8ぴきの動物たちと暮らす、青い目に金髪の、とても活発な女の子、カロリーヌ。
作者のピエール・プロブストさん御自身の娘さんがモデルなのだそう。
今回は、ロケットに乗って、月へ行きます。
ロケットの無重力に大騒ぎしたり、突如としてあらわれた宇宙人にびっくりしたり。
(この宇宙人には、しかけがあるんですが…)

このカロリーヌシリーズ、本当にスケールの大きな、突拍子もないようなお話が多い。
読んでいる子供たちは、「私がカロリーヌだったら!」と夢を膨らませるのでしょうね。
このシリーズには、両親が出てこず、カロリーヌと動物たちだけで活躍するお話が多数だったと思います。
この、大人の出る幕がなく、「子供と動物たちだけで冒険」という設定が、なおいっそう子供心をくすぐるのでしょうね。

カロリーヌや動物達の絵が、大人になった目で見ても、とても生き生きとして、パワーを感じます。
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自信を持っておすすめしたい 女の子同士  投稿日:2006/04/13
しろうさぎな まいにち アランジブックス
しろうさぎな まいにち アランジブックス 作・絵: アランジ・アロンゾ
出版社: KADOKAWA
たまひよのキャラクターや、モリゾーとキッコロのデザインを手がけた、アランジ・アロンゾのお二人のまんが絵本です。

この本を紹介するかどうか、ものすごく迷いました。
せっせと大好きな絵本のレビューを書きながら、ずっとずっと頭にあった絵本。
でも、「まんが絵本」なのです。
純粋な、絵本ではありません。しかし…
このテイストは、絵本に他ならない気がしました。
それで、思い切って書かせていただきました。
(他のシリーズは、しっかりマンガだと思います)

天真爛漫なしろうさぎと、思慮深くて、自分に自信があまりないくろうさぎは、とっても仲良し。
楽しいこともあるし、ちょっぴり涙してしまうこともある毎日です。
意地悪な友達に、片割れをけなされたら、もうだまっていられないしろうさぎ。
なんとなくへこんだしろうさぎに、テープの音楽をそっとかけるくろうさぎ。
面白いお話も入っていますが、癒される部分の多い絵本です。

最後、引っ越してしまった友達に、二人で手紙を書く部分があります。
「あのね、らびのことずっとおぼえているとおもう?」
「わすれちゃうとおもう。でもたぶんね、いつかおもいだすのよ」
「それもそうね」
深いなあ、このお話。

幼稚園のお嬢さんをお持ちの方に、ちょっと開いていただきたい絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 重いテーマ  投稿日:2006/04/13
講談社青い鳥文庫 アカネちゃんとお客さんのパパ モモちゃんとアカネちゃんの本 5
講談社青い鳥文庫 アカネちゃんとお客さんのパパ モモちゃんとアカネちゃんの本 5 作: 松谷 みよ子
絵: 伊勢英子

出版社: 講談社
子供が幼稚園に行きだした頃のことです。
「のーんの、ののさま、ほーとけ、さま〜」
と息子が、聞きなれない歌を歌っておりました。
(うちの息子は、仏教系の幼稚園に通っております)
「ののさま?」どことなく聞き覚えのある言葉。
ああ、思い出した。「アカネちゃんとお客さんのパパ」に出てきました。
ののさま どちら
いばらのかげで
ねんねをだいて
花つんでござれ
花つんでござれ
そうか、ののさまって、仏様のことだったんだ。
いまさらながら、納得しました。

モモちゃんとアカネちゃんのシリーズは、児童書のわりに、
結構重い話が出てきます。
戦争・人の死・離婚。
すべてがありのままに、描かれています。
大人になっても、大変興味深い本です。
たとえば、この本では、「戦争反対」のお話があります。
あまり深く考えず、学校のお友達と「奴隷ごっこ」をするモモちゃん。
奴隷のお友達に、あげる物を探していて、「戦争反対」のバッジを見つけました。
胸につけて、「センソウ、ハンターイ」と威張ったりします。
でも、バッジをつけて、外へゆくと、「戦争反対」のデモ隊と、警察官が小競り合いをしているところに出くわします。
思わずモモちゃん、「おまわりさんにつかまるかも」とバッジをはずしてしまいます。

モモちゃんは、どこにでもいる、等身大の女の子なのです。
決して、どこをどうとっても、間違ったところなどない、汚れたところのない、お行儀のよい子ではありません。
(そして、ずいぶん勇ましい女の子でもあります)
でも、だからこそ、読み手は深くモモちゃんに、感情移入することができ、
たくさんの重いテーマについて、考える事が出来るのだと思います。

もちろん、楽しいお話も、この本にはいーっぱいあります。
なんと、あのプーがお父さんに!
ジャムとの間に、三匹の可愛い子猫が生まれました。
ちいさいモモちゃんをリアルタイムで読んだ方は、最後の方の二冊を読んでいない方も多いのではないでしょうか?
ぜひ、おこさんと楽しんでくださいね!
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自信を持っておすすめしたい 母だって虫嫌いなのよ!  投稿日:2006/04/12
むしたちのおまつり
むしたちのおまつり 作: 得田 之久
絵: 久住 卓也

出版社: 童心社
虫が相変わらず苦手な息子。
でも、お友達の影響で、少しずつ興味が出てきたらしい。
そこで、一気に虫好きになってもらおう、とこの絵本を読みました。

正直に言わせてください。
実に、読みにくいのです。
いえいえ、文章がまずいとか、そういうことではありません。
虫がごっそり出てくるのですが、虫にまっったく興味のない私には、どれがどれなんだか。
でも、もちろん、そんなことを息子が許してくれるはずがありません。
「オトシブミどれ?」「カミキリムシはどこにいるの?」「アシナガバチとスズメバチとトックリバチ、どれがどれなの?」
知らんがな〜!!そんなこと!!
虫嫌いゆえに、図鑑など、うちには存在しません。
で、パソコンで検索しながら、絵本を読み聞かせました。
本当に虫が大勢出てくるので、息子はなっとくするまでページをめくらせてくれません。
そんなに長い本でもないのに、全部読みきるまで、やたら時間がかかりました。
しかし。
終わってほっとする母に、
「もーいっかい。もーいっかいね♪」と嬉々としていう息子…
五回連続で読まされましたとも!
六回目もコールされましたが、ご飯を理由に、お断り申し上げました。

しかし、結構虫、平気になったかな?と思ったのもつかの間。
ご飯の最中、テーブルの上にいる羽虫にむかって、
「おっおっおかあさん、虫!虫!虫いるよ〜!」っておびえる息子の姿がそこに…。
ちょっと腹がたったので、
「何が怖いのさ!」と親指でひねりつぶしてしまいました。
母だって、虫嫌いなのにさ、もう!

とにかく、虫に興味が出てきたお子様に、そうでないお子様にもぜひ、おすすめです。
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自信を持っておすすめしたい 近い将来にもう一度ね  投稿日:2006/04/12
ともだちや
ともだちや 作: 内田 麟太郎
絵: 降矢 なな

出版社: 偕成社
「ともだちや」をはじめたキツネのお話です。

親は非常に面白い、と感じました。
絵も好みですしね。
私が鈍感なだけかもしれませんが、
この降矢ななさんの絵って、作品の文章にあわせて、ぜんぜん違って見えるんです。
「めっきらもっきらどおんどん」や「まゆとおに」のタイプと、
この「ともだちや」のシリーズだと、まるで違う人が書いているみたいに、見えてしまう。
これは、本当に、すごいことに思えます。
力がおありでない方には、決して出来ないことだと思いますから。

親は実によいお話だと思いましたが、反対に息子は、というと…
お金というものと、時間というものの感覚が、おぼろげでしかないらしく、少し難しかったようです。
(それでも、絵や、セリフの感じが大変面白いようで、楽しんで聞いてはいましたが)
いちいち説明を加えながら読んでいたのですが、
どうも、それだと、この絵本は興ざめのような気がするので、
もう少し大きくなったら、自分で読んでもらおうと思います。
きっとその時には、五つ星だと思うので、この評価にさせていただきました。
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自信を持っておすすめしたい 上の子向けかも  投稿日:2006/04/12
あしたもともだち
あしたもともだち 作: 内田 麟太郎
絵: 降矢 なな

出版社: 偕成社
「狼よ…お前は本当にいいヤツだな…」と
読み聞かせをしながら、しみじみと感じた方、多いのではないでしょうか。
優しいくせに、とってもシャイな狼。
現実に、こんな男性がいたら…いえいえ、そんなことなんて、考えちゃいませんよ、わが息子よ。

キツネもとってもかわいいですね。
やきもきしながら、こそこそクマの看病をする狼を追いかけている姿は、狼ファンの私の投影図なのかもしれません。
でも、キツネは、クマに嫉妬しなかったのですね。
そう思って、ハッと気がつきました。ちょっと大人の視点で、この絵本を見すぎていたかも。

この絵本、とても面白くて可愛い絵で、子供も釘付けなのですが、
絵本としては、結構上の子向けですね。
トランプの途中で、狼がクマの病状を心配して、ついソワソワするところや、
「むずかしい本を読むから明日は遊べない」と狼が嘘をいうところ、
やさしい、とほめられるのが、とってもはずかしい事など。
小さなお子様だと、ソワソワの理由が想像できないし、
「本当に難しい本を読むから遊べないんだな」と思ってしまいがち。
そして、ほめられるの大好きな子供が、「はずかしい」と理解できるのは、結構年が上になってからのような気がします。
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なかなかよいと思う 友達っていいなあ  投稿日:2006/04/12
ともだち ひきとりや
ともだち ひきとりや 作: 内田 麟太郎
絵: 降矢 なな

出版社: 偕成社
絵や、文章には出てこない、心の機微が出てくる「ともだちや」のシリーズ。
結構想像力がなければ、深いところまでは読めません。
息子がもう少し大きくなってからの方がいいのかな、と思いつつ、
息子のリクエストもあって、こちらの本も読んでみました。

今回、いたちとイノシシの仲たがいをほぐす作戦を思いついた、狼&キツネコンビ。
まったく、あんたたち、お人よしだね〜なんて、おばちゃん口調で言いたくなります。
今度は「ともだちひきとりや」作戦。大変手が込んでいます。
友情を描いた絵本はいろいろとあるのですが、
このシリーズを読むと、「友達って、いいなあ…」としみじみ思うのです。
息子にも、そういう素敵な友達ができるといいなあ、と願わずにはいられません。

しかし。
オオカミとキツネが用意した干し魚5本が気になるのは、私だけでしょうか?
なんだか、あの「イノシシ」サマが、一番得をしたように思えてしまうのが、喉につきささった小骨のように気になる。
純真な子供たちはそんな瑣末なことは考えないんだろうなあ…。
おばちゃんは、まぶしいよ君達が。フッ
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なかなかよいと思う 家出するからね、プン!  投稿日:2006/04/12
ちびうさいえで!
ちびうさいえで! 作・絵: ハリー・ホース
訳: 千葉 茂樹

出版社: 光村教育図書
はねっかえりで、いたずらっ子で、ちょっとわがまま。
でも憎めない、そんなちびうさのシリーズ第三弾です。

我が家の4才児は、本当にちびうさが大好き。
ちびうさの悪いところは分かってる。この子ちょっといけない子だね。そんな風に、兄さん風を吹かせているようでもあり、
やりたい放題のちびうさがちょっぴりうらやましくもあり、
心の奥底では、自分の考えと一緒!と喜んでいる部分もある。
そんなかんじでしょうか。

今回、いたずらをたしなめられたちびうさは、
「ぼくいえでして、一人でくらすから!」と家を出て行きます。
ママがとめてもだめ。ぼくは、家からでた「にげうさ」だ!
(なぜか、この「にげうさ」というセリフがおおうけでした)
ちびうさは、同じ家出仲間のねずみ、モーリー・マウスと、家を作り、一緒に住むことにしました。
でも、このモーリーマウス、お行儀に結構うるさい。これじゃあ、うちにいるのと変らない。
ちびうさも負けずに、好き放題やってみるけど、雨が降ってびしょびしょになったりして、
なんだか、さんざんな結果になってしまいます。

最後はママうさが迎えに来てくれて、めでたしめでたし。
おふろに入って抱っこしてもらって。
みんなに、モーリー・マウスとの一日を演説して。
そして一言。「ぼく、もうにげうさにはならないよ。ちびうさのままでいる」

ちびうさったら、本当に可愛い!
私のちびうさへの感情は、息子への感情に似ています。
今はまだ、母べったりの息子も、もう少ししたら、
「家出するからね!プン」などととかわいらしい宣言、したりするのだろうなあ。
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