みわっこ

せんせい・60代・埼玉県

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みわっこさんの声

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なかなかよいと思う 干し柿ができるまで  投稿日:2024/08/30
かきのみぼうや
かきのみぼうや 作・絵: よこみち けいこ
出版社: ニコモ
表紙のかきのみぼうやが可愛かったので、読んでみました。
渋柿が干し柿になるまでがよくわかる内容で、役にたちました。ただ吊るすだけではないのですね。
かきのみぼうやがかきのみじいさんになってしまうなんて笑ってしまいましたが、かきのみぼうやにとっては「どうしよう」と一大事です。しかも最後は捨てられちゃうのか・・・と思いきや「おいしくなったね」と喜んで食べてもらえる。
秋に読みたい本の1冊です。
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なかなかよいと思う ゴミも素敵な世界に  投稿日:2024/08/30
そうじきの なかの ボンボン
そうじきの なかの ボンボン 作・絵: 加藤 絢子
出版社: フレーベル館
とにかく絵が素敵だと思いました。モノクロ的な世界でイメージが湧いてきます。
ゴミの世界がこんなに素敵に描けるとは!ボンボンもホコリのような気がしますが、可愛らしい。
ゴミもゴミじゃないというメッセージも感じられ、想像力が膨らみました。コーヒーを飲んだ後のゴミも帽子とステッキになるんですね(^^)
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自信を持っておすすめしたい いつでも楽しい  投稿日:2023/05/16
もこ もこもこ
もこ もこもこ 作: 谷川 俊太郎
絵: 元永 定正

出版社: 文研出版
抽象的な絵と短い言葉だけの絵本ですが、赤ちゃんから大人までみんなを引きつけます。擬音だけでその世界が想像できるのです。幼児に読み聞かせると一緒に言葉に出すことも度々あり、言葉のないページでも自分なりのイメージで言葉をつける子もいました。
「しーん」とした世界から、「もこ」と生まれ、それが消えても最後にまた「もこ」と生まれる繰り返しが、またまた楽しみが続くことを暗示させています。これは希望のようにも思えます。
カラフルなグラデーションの色彩も綺麗です。文字と絵が一体になったデザインもいいですね。
何歳でも楽しめる絵本、私のお気に入りの1冊です。
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自信を持っておすすめしたい 小学生の自然な親切心  投稿日:2022/11/29
バスが来ましたよ
バスが来ましたよ 文: 由美村 嬉々
絵: 松本 春野

出版社: アリス館
この話は聞いたことがありました。そして小学生も捨てたもんじゃないなと思ったのです。
白杖を持った人は目が見えないことは小学生のさきちゃんも知っていて、いつも同じバスに乗るこの男性をどんな思いで見ていたのでしょう。彼女の親切心が自然に出ていたのは素晴らしいと思います。「バスが来ましたよ」と声をかける勇気もさることながら、最後まで一緒に付き添っていることが、大人の私には大変なことのように思えますが、それが子供の素直さなのかなと考えました。実際に声をかけられた男性もびっくりしたことでしょう。でも、それで仕事も頑張れたとのこと。
そして、その親切心が他の人にも繋がってリレーしていったこに、より感動しました。
絵も優しくて内容にあったとてもいい雰囲気。最後の字のないページが私は大好きです。
これが実話であることの意味を子供達にはしっかり伝えたいと思いました。
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なかなかよいと思う たぬき先生が素晴らしい  投稿日:2022/08/19
ようかいのもり たぬきクリニック
ようかいのもり たぬきクリニック 作・絵: 長谷川 あかり
出版社: 大日本図書
妖怪が出てくる本ですが、怖くなくて面白い話です。
クリニックのたぬき先生もなんでも診察・治療をするすごい先生で頼りになります。この先生だったら病院に行けますね。
妖怪たちだって人間と同じように困ったことが起こるもの。へえ、こうやって治すのか、と思いながら読みました。
子どもたちと楽しみなら読めるハッピーな内容だと思いました。
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自信を持っておすすめしたい 一緒に言いたくなるおまじない  投稿日:2022/08/18
ぶどうおいしくなーれ
ぶどうおいしくなーれ 作: 矢野 アケミ
出版社: 大日本図書
テンポよく読めるテキストとユニークな発想が楽しい絵本です。絵もわかりやすくてぶどうが大好きな子どもたちにはぴったり。読み聞かせをしていると「ぶどーるぶどーるおいしくなーれ」と一緒に言いたくなります。
そして「むきむきぽん!」と出てくるものは・・・
ぶどうが現れて安心してはいけません。最後までよーく見てくださいね。
小学生にはちょっと物足りないかもですが、それでも年齢問わず楽しめる絵本だと思います。矢野アケミさんの「おいしくなーれ」シリーズは大好きです。
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自信を持っておすすめしたい ユニークな世界観と美しい絵が印象的  投稿日:2022/08/10
さかなくん
さかなくん 作: しおたに まみこ
出版社: 偕成社
この「さかなくん」の絵を見てとても気になった作品でした。
実際に読んで見ると魚だけでなく他の生き物も人間と同じ生活をしている世界が描かれています。どんな生き物がいるのか探すのも面白いですが、やはり水の中でしか生きられない魚をヘルメットをかぶせて登場させるとは、作者の発想力に脱帽です。静かですが目を引くユニークな世界観が普通に描かれていて引き込まれていきます。魚を水の中から外に出すために変な格好にしちゃうけど、でもそれを「かっこいい」と言わせているところも、いいなと思います。苦手なことも工夫で乗り切れば、気持ちも明るくなります。でも、かけっこでローラースケートは、いささか反則のような気もしますけどね・・・(笑)
とにかく、しおたにさんの世界観と絵がとても好きです。この作品は落ち着いた色彩も美しいです。
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自信を持っておすすめしたい 手紙っていいな  投稿日:2022/07/08
おてがみで あいましょう
おてがみで あいましょう 作: 木村 いこ 木村 セツ
出版社: 理論社
web上でのやり取りが普通になっている現代ですが、手紙の良さが伝わってくるようで、嬉しくなりました。私も手紙が好きです。

会えなくなってしまったおばあちゃんに、手紙を書いたら、思いがけない素敵な返事が返ってきて、おばあちゃんと孫の手紙のやり取りが始まります。字だけでなく絵をつけた手紙だなんて自分だけの宝物です。特におばあちゃんの貼り絵の素敵なこと!遠足に行けなくて悲しかった孫のマルちゃんをおばあちゃんの手紙が元気にしてくれて、その手紙の絵に自分の絵を描いてお返しするラストは、マルちゃんの会いたい気持ちがすごく伝わりました。心が温かくなる絵本です。

字を覚えたばかりの幼児は手紙を書きたがるので、こんな手紙のやり取りができるといいですね。
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自信を持っておすすめしたい やっぱり可愛い  投稿日:2022/02/03
おともだちに なってくれる?
おともだちに なってくれる? 著: サム・マクブラットニィ
絵: アニタ・ジェラーム
訳: 小川 仁央

出版社: 評論社
「どんなにきみがすきだかあててごらん」のチビウサギがとっても可愛くて大好きですが、その続編ということで、即購入しました。
チビウサギが外の世界でお友達ができるという内容でしたが、やっぱりとても可愛い!なんとも素直な子どもらしい成長振りも見られ、こうやって少しずつ好きなものが増えていくんだなあと人間と重ねながら読みました。
25年後の続編だなんて、本当だったらチビウサギはすっかり大人になっている時間ですけど、いつまでもこの変わらない可愛らしい姿を見せてくれるのが嬉しいです。
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自信を持っておすすめしたい 寝て育つ  投稿日:2020/12/12
オレ、ねたくないからねない
オレ、ねたくないからねない 作: デヴ・ペティ
絵: マイク・ボルト
訳: 小林 賢太郎

出版社: マイクロマガジン社
 冬眠するカエル。でも冬が楽しそうだから「ねたくない」というカエルくんの気持ち、わかります。人間だって、楽しみなことの前はワクワクして寝られなかったりしますものね。
 吹き出しに書かれた文字とイラストもコミカルで、フクロウとのやりとりも「うん、うん」と納得しながら読みました。これ、二人で読むと楽しそうです。最後はみんなで寝ることになるのですが、そもそも、カエルくんは、冬眠することを知らなかったし、お父さんはさっさと先に寝てしまっているなんて!まあ、この自由なカエルくんは、こんな感じで成長していくのだなと思いました。
 
 
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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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